- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県朝日町
- 広報紙名 : 広報あさひまち 令和7年4月号
■3/9 国指定文化財 100周年を記念して
浮島のあゆみを振り返る
国指定文化財に指定されてから100周年を迎える大沼の浮島。100周年にちなんださまざまな行事が予定されている中、第1弾として大沼公民館を会場に、区民対象の浮島の歴史を振り返る場が設けられました。
町観光協会の清野直治さんが集めた、浮島に関する古文書や改修前の桟橋の写真などを通して、長い歩みを再認識した参加者たち。これまでの区民の暮らしが伺える写真も映し出され、会場には当時を懐かしむ声でにぎわっていました。
■3/3~24 1年間の練習の成果を披露
書道教室作品展
山形銀行宮宿支店にて町文化教室の書道教室(鈴木たみ子代表)による作品展が行われました。
会場には同教室の会員12人と講師の成原千枝さんの作品計14点を展示。行書や楷書などで堂々と書かれた作品は、訪れた人の目を引いていました。会員たちは「先生から基礎的な書き方をはじめ、多くのことを教わっている。一人ひとりの思いがこもった作品を披露でき、恥ずかしさもあるが達成感がある」と思いを述べました。
■3/18 若者視点で町に注目
まちなかフリートーク
さまざまなテーマを設け、町の将来に対して自由な発想で話し合う「まちなかフリートーク」が、みんなの居場所すぽっとで開催されました。
約20人が参加した今回は、2グループに分かれて“若者が住みやすいまち”をテーマに話し合いを実施。参加した高校生は「町のことを自由に考えて話し合うのは初めてで新鮮だった。小中学生にもこのような機会があるともっと町への愛着心が湧くと思う」と振り返っていました。
■3/19〜23 台湾の剣士たちが朝日町へ
剣道で国際交流
剣道の実力を高めながら異文化交流を体験してもらうため、台湾で剣道を習う子どもたちとの交流会が行われ、20日と22日の2日間、大谷小学校で練習試合などが実施されました。
朝日町の子どもたちは「何の技を中心に打ってくるのか分からなかった」「“絶対に1本取る”という気持ちが伝わりとても強かった」と語り、台湾の子どもたちは「技術力が高くて勉強になった。機会があったらまた交流したい」と互いの実力を認め合っていました。
■3/20 全力で綱を引いて力比べ
中部地区子ども会綱引き大会
町民体育館で、32回目を数える中部地区子ども会の綱引き大会が開催されました。
中部地区に住む小学生から中学生を対象としたこの大会は、スポーツを通じて交流と親睦を図るとともに、各子ども会の連帯感を養うことを目的に開催されています。当日は小中学生11チーム157人が参加し、例年以上の接戦が繰り広げられた結果「四ノ沢・前田沢」チームが優勝。子どもたちは、達成感に満ちた表情を浮かべ会場を後にしました。
■3/20 3つの競技で楽しい時間を
西部キッズ冬季大会
健康増進センターを会場に、西部地区在住の子どもたちの交流を図るため「西部キッズ冬季大会」が開催され、小中学生39人が参加しました。
今回行われたのは、氷上で行われるカーリングを室内でできるようにと考案されたニュースポーツ「カローリング」と「輪投げ」、「ダーツ」の3種目。子どもたちは時折真剣な表情を見せながらも、競技を通して学年を超えて交流し、令和6年度を締めくくる思い出づくりを楽しみました。
■3/22 70歳を記念して企画
中学校卒業生有志が映画を上映
創遊館を会場に、ドキュメンタリー映画「荒野に希望の灯をともす」が上映されました。
昭和45年度の宮宿中学校卒業生の有志(渡邉淳代表)が、古希を迎えることを記念して開催したこの上映会。映画は午前と午後に上映され、約200人が来場しました。同団体の事務局を務める岡崎正志さんは「来場者の方からの感想や期待の声が励みになる。これからも多くの方に協力を得ながら、さまざまなことに挑戦したい」とにこやかに話していました。
■3/26 行事と食で感じる春の訪れ
おひなさま茶会
みんなの居場所すぽっとを会場に、ひな祭りにちなんだお茶会が開催され、約30人が訪れました。
会場ではひな人形や着物などが飾られたほか、抹茶や和菓子、フキノトウの天ぷらやカブの浅漬けなどが振る舞われました。華やかな会場の雰囲気を楽しむとともに、春の味覚に舌鼓を打った参加者たち。「県内でもこうして季節の行事を気軽に楽しめる施設はなかなかないと思う。多くの人と集まって交流ができてうれしい」と特別なひとときを過ごしていました。