くらし 避難時の食事を温かく「災害時における生活物資の供給に関する協定」締結

町は3月11日、大規模災害などで町民が避難生活を強いられた際、必要な生活物資を優先的に提供いただくことを目的に「災害時における生活物資の供給に関する協定」を有限会社西谷(西谷真一代表取締役/山形市)と締結しました。
“Enjoy BOUSAI”をテーマに、日用雑貨のほか防災に役立つ商品の販売、講座などを行っている同社。自治体と本協定を締結するのは初めてとなります。西谷代表取締役は「防災は日頃から意識することが大切。この締結を機に、備蓄品の確保やサービスの提供とともに、朝日町民の皆さんをはじめ、より多くの方に防災に触れていただけるよう努めていきたい」と話していました。
締結式後には、提供される予定のグッズ(専用ボックスの底に発熱材を入れ水を注ぐと高温の蒸気が発生し、ボックス内の非常食を温めるもの)のデモンストレーションを実施。鈴木町長は「シンプルな作りで、手間もかからず分かりやすい」と使いやすさを確かめていました。そのほか、使い捨ての皿やスプーンも合わせて提供されます。