くらし まちレポ Town Topics(2)

■6/30 残り半年も、健康に過ごせるように
夏越(なごし)の祓(はらえ)(大祓)
大沼浮嶋稲荷神社にて、夏越の祓(大祓)が行われました。これは半年分の穢(けが)れを落とし、今後半年分の健康と厄除けを祈願するためのもので、1年の折り返しであるこの日に毎年行われています。
最初に最上俊一郎宮司による神事が行われた後、参拝者は、氏子総代会が茅(かや)や竹などを使って製作した「茅(ち)の輪」を、宮司がお祓いで大麻(おおぬさ)を振る際と同様の順序でくぐり、今後半年間も健康に暮らせるよう祈願しました。

■6/30・7/3 日本の文化と町の特産品を知る
地域の先生に学ぶ
6月30日、町の文化教室「着付け教室」の会員を講師に、朝日中学校1年生が浴衣の着付けを学びました。和服と洋服の違いを学ぶこの授業。生徒は「忘れないようにして、8月の大谷風神祭には浴衣を着て行きたい」と話していました。
また、7月3日には地元の企業と特産品を学ぶ授業の一環で、熊谷良作さん(朝日町健康工房ロイフェン代表取締役)を講師にソーセージ作りを体験。生徒たちはひき肉を羊の腸に詰めた後、試食し、特産品の魅力を学んでいました。

■7/3 プロの芸術に触れる 中学生のためのオペラコンサート
町の中学生に、本場のオペラの世界を体験してもらうことを目的とした芸術鑑賞教室「中学生のためのオペラコンサート」が創遊館ホールで開催され、朝日中学校の全生徒が来場しました。
中学生が在学中に1度はオペラに触れられるようにと3年に1度行われているこのコンサート。当日は本場イタリアをはじめとするヨーロッパ各国の舞台で活躍し、現在も音楽活動を続ける今井倭子さん(前田沢)が、美しい歌声を披露しました。
第1部では、今井さんが指導するコーラス合唱団「コーロ・アウローラ」「コーロ・リリコ」とともに、歌劇「フィガロの結婚」や「カルメン」などを歌唱。また、町内出身のピアニストと山形市在住のフルート奏者による演奏もありました。第2部では、今井さんが解説しオペラ「カルメン」の鑑賞が行われました。生のオペラを初めて鑑賞した生徒は「遠くまで響く声や美しいハーモニーから、心を込めて歌っていることが伝わり感動した」と圧巻の歌声に魅了されていました。

■7/5 レクリエーションで楽しく交流
西部キッズ夏季大会
西部地区の小中学生を対象に、交流を深めることを目的としたイベント「西部キッズ夏季大会」が西部公民館にて開催され、同地区在住の小中学生24人が参加しました。今回で21回目を迎えたこのイベント。昼食のカレーの具材を切って下ごしらえを済ませた後、モルックやダーツを通して学年を超えた交流を楽しむ子どもたち。昼食の時間には、みんなで出来たてのカレーをおいしそうに頬張っていました。

■7/5 幻想的な空間で過ごす特別な時間
ライトアップスペシャルデー
8月31日まで実施中の空気神社フォトジェニックライトアップのスペシャルデーが開催されました。
駐車場では親子ダンスチーム「Famties(ファムタイズ)」によるダンスが披露されたほか、町内物産品の販売や短冊をつるした七夕飾りなどが来場者をもてなしました。ライトアップ点灯が始まると県内で雅楽を愛好する「祭祀楽(さいしがく)研修会」による雅楽の演奏が鏡面上で行われ、多くの来場者は和楽器の厳かな音色と鮮やかなライトが織りなす幻想的な夜を楽しみました。