- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県朝日町
- 広報紙名 : 広報あさひまち 令和7年11月号
■10/25・26 今年は1泊2日で実施 朝日町民登山
“朝日町民登山”が行われました。町のシンボルである朝日連峰の雄大さを肌で感じながら登ることが醍醐味(だいごみ)のこのイベント。一行は午前8時30分頃に白滝口を出発し、この時期ならではの景色を楽しみながらスムーズな足取りでブナ林を通過。午後0時30分頃には鳥原山避難小屋に到着し、休憩と交流を楽しみました。
26日の下山途中には、冬期間の積雪による破損を防ぐために設置された仮設橋※(白滝上流の金山沢にかかる2箇所)の撤去作業が町山岳会会員によって行われ、参加者はその様子を見学。その後は“朝日鉱泉ナチュラリストの家”で昼食をとり、自然に包まれながら充実した2日間を過ごしました。
初参加の方は「初めての本格的な登山だったので不安もあったが、山岳会の方からのサポートもあり、山の魅力を楽しむことができた。登りながら見る景色はとても美しく記憶に残る登山になった。また来年も参加したい」と笑顔で振り返っていました。
(※仮設橋は来年5月上旬に復旧される予定です。)
■10/26 楽しみながら繰り広げる連係プレー
町民ソフトバレーボール大会
“町民ソフトバレーボール大会”が町民体育館を会場に開催され、13チームが出場しました。
勝敗や点数よりも、仲間との交流を深めリフレッシュにつなげることを目的としたこの大会。選手の皆さんは互いに声を掛け合いながら連係プレーを見せ「こんなに体を動かしたのは久々だったので疲れたけれど楽しかった」と、筋肉痛を訴えながらも笑顔を浮かべていました。会場は声援と笑い声に包まれていました。
■10/26 町の景色を整いながら楽しむ
りんご温泉 サウナ体験会
りんご温泉の第二駐車場で、サウナ体験会が行われました。
このイベントは株式会社朝日町総合産業開発が主催し、地域おこし協力隊の工藤大輔隊員が企画したもの。会場にはテントサウナとバレルサウナが設置され、参加者は冷えた体をじっくり温めていました。
体が十分に温まった後は、水風呂や外気浴を楽しみ、紅葉に染まる町の景色を眺めながら、穏やかな時間を過ごしていました。
■10/30 安全でおいしいりんごを届けるために
安全・安心「ふじ」現地交流会
能中区内の園地にて、りんご生産者と消費者代表、農業関係機関による“安全・安心「ふじ」現地交流会”が行われました。 安全で安心な農産物の生産確認を目的に、ふじの出荷を控えるこの時期に毎年行われているこの交流会。今年のふじは、7月から8月の高温と干ばつの影響で、実は小ぶりながら糖度が高い傾向にあることがJAの調査結果として報告されています。
交流会には、あさひ保育園の園児たちと町食生活改善推進協議会の皆さんが消費者代表として出席。安全性確認のため検体となるふじを採取し、分析する専門機関へ引き渡しました。その後の意見交換には園児たちも参加し「どうやってりんごは大きくなるの」など元気に質問。また、検査済みのシナノゴールドを試食する場面もあり「パリパリの食感で甘くておいしい」と味わっていました。交流会は青空のもと、園児たちとともに和やかに行われました。
■10/26 磨き上げた声で選手を応援
O-60コミュニティ(モンテ声磨き教室)
町とモンテディオ山形による、声に着目した健康教室“O‒60コミュニティ(モンテ声磨き教室)”が行われました。
9月から開催されたこの教室には町内在住の延べ29人が参加し、元気な声を出せるようにボイストレーニングを重ねました。最後となる今回は、山形県総合運動公園(天童市)で開催され、参加者は場外ステージでトレーニングの成果を披露した後試合を観戦。当日はあいにくの雨でしたが、選手を応援する元気な声がピッチに響き渡っていました。
■10/28・30 たわわに実ったりんごで、季節を楽しもう 秋を楽しもう!
一般社団法人アップルランドが、園児たちに秋を楽しんでもらうために企画したイベント“秋を楽しもう!”が開催されました。
28日には保育園を会場に、シナノゴールドの試食会と阿部惣一郎さん(西町)による草笛の演奏を披露。草笛による童謡が奏でられ、園児たちは一緒に歌いながら、特徴的な音色を楽しんでいました。30日には町のりんご園で、シナノゴールドのもぎ取りを体験。先生に抱っこしてもらいながらたくさん収穫し、秋の訪れを楽しんでいました。
■11/5 いざというときに備えて 子どもの急病対応講座
役場多目的ルームにて、子どもの急病時によく起きる症状とその対処法について理解を深める“子どもの急病対応講座”が開講されました。
当日は、西村山広域行政事務組合消防署朝日分署職員による小児の心肺蘇生(そせい)方法の講習を実施。その後は、にとう小児科の仁藤敏昭院長を講師に迎え、子どもに発熱や嘔吐(おうと)、けいれんなどが起こった場合の対処方法について講話が行われ、緊急時の対応について理解を深めていました。
■11/8 台湾料理教室╳立冬の食文化体験
料理教室と台湾のお茶体験
秋葉山交遊館にて、台湾の食文化を体験するイベント“麻油鶏(マーヨージー)と滷肉飯(ルーローハン)で楽しむ台湾の冬”が開催されました。
地域おこし協力隊の陳昱睿隊員が企画したこのイベントで、黒ごま油と生姜で仕上げる“麻油鶏”を調理し、台湾を代表する庶民料理“滷肉飯”とともに実食した参加者たち。「生姜が効いた優しい味でおいしかった。家でも作ってみたい」と、台湾の紅茶とともに体が温まる料理に舌鼓を打っていました。
■11/8 フォークコーラスグループ あめっかぜ
50周年記念 音もだちコンサート
創遊館ホールを会場に、フォークコーラスグループあめっかぜの50周年記念コンサート“音もだちコンサート”が開催され、町内外から400人以上が来場しました。
昭和50年に結成されてから現在に至るまで“優しさを歌えば風になる”をテーマに掲げ、300曲以上のオリジナル曲を歌い続けてきた同グループ。当日は会員により計15曲が披露されたほか、会員以外の有志“音もだち”約30人と共に同グループの代表曲“あめっかぜ讃歌”(作詞:阿部宗一郎/作曲:松田昌弘)が披露されました。来場者は曲の振り付けを踊ったり、手拍子をしたりと聞きなじみのある歌を楽しんでいました。
松田会長はこれまで支えてくださった方々に感謝を述べるとともに「メンバーと一緒にこの日を迎えることができて良かった。お客さんにはこのコンサートをきっかけに、朝日町をより深く知って好きになってもらえたらうれしい」と笑顔で語りました。
