- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県朝日町
- 広報紙名 : 広報あさひまち 令和7年11月号
10月25日、秋葉山交遊館を会場に、〝災害ボランティアセンター設置運営訓練・研修会〟が行われました。
この研修会は、災害発生時に設置される災害ボランティアセンター(以下に説明)の運営を円滑に進めるため、毎年実施されています。
当日は、同センター運営協力者や町防災リーダーなど、災害復興に関わる34人が出席しました。初めに山形県社会福祉協議会の職員を講師に迎え、発災時に被災者の身に起こる問題や同センターの役割などについて学んだ出席者の皆さん。講師からは「被災者の中には外部ボランティアに抵抗を感じる人もいるので、聞き取りやマッチングの際には心境に寄り添うことも大切にしてほしい」と、活動時の心構えも呼びかけられました。
その後は、被災地支援および防災活動支援を行うウェザーハート災害福祉事務所の千川原公彦さんを講師に、ニーズ調査や避難所開設の訓練を実施し、有事の際に求められる活動について理解を深めていました。
■災害ボランティアセンターとは?

被災地域の住民に寄り添い、ボランティア希望者と被災者をつなぐ支援機関。地域住民と日常的に関わる社会福祉協議会に設置されるケースが多く、当町においても行政との協定締結に基づき社会福祉協議会に設けられます。
同センターでは発災時、災害ボランティア希望者を取りまとめ、現地にて被災者から現状や必要な支援を聞き取ってマッチングにつなげる役割を担います。
