- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県金山町
- 広報紙名 : 広報かねやま No.748 2025年4月号
■洪水浸水想定区域と土砂災害警戒区域が見直されます!
全国で毎年のように大規模な災害が発生しています。山形県内では、令和4年12月に鶴岡市で大規模な土砂崩れが発生し、また、令和6年7月には前線に伴う大雨が最上地方を襲いました。国は、頻発する災害を受け、令和3年に水防法を改正し、これまで「水防法上重要な河川(主に1級河川※1)」としていた洪水浸水想定区域の対象範囲を「すべての1級河川及び2級河川※2」に拡大しました。また、山形県は、鶴岡市で発生した土砂崩れなどを受け、もともと土砂災害警戒区域に指定されていなかった傾斜地などについても独自に調査を行い、土砂災害の可能性がある箇所について「新たな土砂災害が発生するおそれのある箇所※3」として指定を行いました。
金山町では、前述のような国と県の見直しを踏まえ、令和7年度中にハザードマップの更新を行い、町の皆さんや事業所などへ配布を予定しています。対象となる河川や急傾斜地が増えるため、ハザードエリアが拡大することが見込まれます。新しいハザードマップが配布された際には、ご自宅の周りやお住いの地区などの情報を確認されるようお願いします。
[注釈]
※1 1級河川とは国土の保全又は国民の経済上の観点から特に重要と国土交通大臣が指定した河川(金山川・上台川など)。
※2 2級河川とは1級以外の河川で公共の利害に重要な関係があると都道府県知事が指定した河川(枡沢川など多数)。
※3 新たな土砂災害が発生するおそれのある箇所とは今後詳細な調査を実施し、土砂災害警戒区域(黄・赤)になる可能性がある箇所(調査の結果によっては、土砂災害警戒区域に指定されない場合もあります。)