- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県金山町
- 広報紙名 : 広報かねやま No.751 2025年7月号
町長 佐藤 英司
季節感が年々薄らいできている傾向にありますが、特に春と秋の季節が短くなって、夏の期間が長く居座るのが昨今の状況かと思います。昨年のこの時期は、深刻な水不足がありましたが、今年は水が十分あるものの、日照が不十分の状況と思わせるものです。毎年天候の変動幅が大きく、農作物の肥培管理もこれまでの技術、経験だけでは対応しきれない部分も多々あると思いますが、関係機関との連携、情報共有によって、それらを少しでも補っていただいて適切な対応をお願いいたします。
さて、5月、6月は多くの団体では、総会の開催シーズンとなります。前年度事業を総括するとともに、当年度の事業計画を協議して、より充実した活動にしていくための大切な機会です。5月30日に、「新庄・湯沢地域間高規格幹線道路建設促進同盟会」の総会が当町改善センターで開催されました。この同盟会は平成5年8月に始まって、現在に至っているものです。この間、新庄・湯沢間で、双方向から整備が進められて、近いところでは新庄「泉田道路(8・2km)」が令和4年11月に開通して、今年度は湯沢「横堀道路(3・7km)」が完成予定となっています。そうすると、総延長(相馬IC~横手JCT)268kmのうち、残り区間が3区間の16・5kmのみとなります。さらに1区間新庄金山道路(5・8km)も開通年次がややずれ込んでいますが、開通間近となっています。早期の全線開通を目指して要望活動などを実施していきますが、同時にそれらを意識した地域の魅力づくりをさらに進めていかなければならないと思うところです。