- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県庄内町
- 広報紙名 : 広報しょうない 2025年9月号
■今月のおすすめ新着本
▽『天下の値段』門井慶喜(文藝春秋)
時は江戸時代、大坂堂島で特に盛んだったのが先物取引。幕閣は堂島を支配すべく動き出すのだが…。市場の自治を守らんとする大坂商人たちと、武士の誇り(とお金)を懸けた江戸幕府との頭脳戦。
▽『本でした』又吉直樹/著,ヨシタケシンスケ/著(ポプラ社)
村はずれに2人の男が住みつきました。2人はたった1行のヒントからでも「元の本」を復元できるといいます。村人たちが「本の復元依頼シート」をポストに投函すると…。又吉直樹とヨシタケシンスケからの「創作」のバトン。
▽『くまのおやこのきょうはさかなつり』エイミー・ヘスト/文,エリン・E.ステッド/絵,青山南/訳(光村教育図書)
おとうさんぐまとこぐまは、ぶかぶかのズボンをはきます。それから長ぐつ。さいごに、ポケットとフードがついた黄色いコート。さあ、さかなつりの準備ができました。…ほんとに?繰り返しが心地よい、ユーモアあふれる絵本。
▽『くも』しおたにまみこ(偕成社)
もし、くもたちと仲良くなれたら、暑い日に日陰をつくってくれたり、雨の日にちょっと空を見せてくれたり。もしかしたら、好きな時に雪を降らせてくれるかも…。世界的な評価を得てきた著者による、スケールの大きな一作。
★9/11(木)~11/9(日)かめおかあきこ絵本原画展(詳しくは本紙14ページへ)
★9/21(日)10:30~おはなし会
■新刊案内
般…一般向け
児…児童向け
分…分館所蔵の本
・般『今日未明』(辻堂ゆめ)
・般『みんなで決めた真実』(似鳥鶏)
・般『酒亭DARKNESS』(恩田陸)
・般分『赤ずきん、イソップ童話で死体と出会う』(青柳碧人)
・児『ひとつひとつのいのちに』(マーラ・フレイジー/作,梨木香歩/訳)
・児分『イタチと野ネズミのはなし』(山下雅洋/文,しもかわらゆみ/絵)
問合せ:
町立図書館【電話】0234-43-3039
分館(立川複合拠点施設内)【電話】0234-56-3308