- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県会津若松市
- 広報紙名 : あいづわかまつ市政だより 令和7年8月号
■令和8年度から完全移行
国では、中学校の部活動を地域のスポーツクラブなどに移行する改革を進めており、市でも、令和元年度以降、市立中学校・義務教育学校の部員数の少ない部活動に対して、週休日・祝日など(以下、「休日」)は合同で練習会を実施し、課題を解決しながら持続可能な地域部活動の体制づくりに取り組んできました。令和8年度より、休日の部活動は、地域の指導者による地域部活動に完全に移行します。
現在は、地域部活動を「あいづっこスポーツ・文化教室」と呼び、全会津中学校体育大会(中体連)にある14の競技と合唱・吹奏楽において、生徒たちは、地域指導者や他校の生徒など、学校の枠を超えた新たな関わりをもって活動しています。
また、活動場所である市立学校の施設やあいづ陸上競技場、會津風雅堂などへの移動は、自転車や徒歩、保護者の送迎となります。保護者の皆さんの協力のもと、取り組みを進めています。さらに、指導者への謝金などは公費負担としており、市立学校の全ての生徒が取り組みやすい環境を整えています。
令和8年度からの完全移行に向けて、これからも地域の皆さんと共に、部活動を通して、学校と地域が一体となって「あいづっこ」の育成に取り組んでいきます。
■参加生徒の声
地域の指導者から専門的な指導を受けながら、生徒同士が切磋琢磨(せっさたくま)する体験を通して互いを尊重し、友情を育んでいます。昨年度末に実施したアンケートでは、8割以上が「あいづっこスポーツ・文化教室で学んだことを平日の部活動に生かしている」、9割以上が「他校の生徒と協力しながら仲良く活動することができた」と回答しています。
ここでは、「あいづっこスポーツ・文化教室」の活動の様子を紹介します。
■地域指導者とは…
スポーツ・文化活動において専門的な知識や技能を有し、各団体から推薦され「あいづっこスポーツ・文化教室」の指導をしている地域の皆さんです。地域指導者は、技術指導だけでなく、所作・礼儀などの指導も行う有償ボランティアとして、「あいづっこスポーツ・文化教室」の中心的役割を担っています。
■地域指導者の声
▽丸山智恵(ちえ)さん(柔道)
指導者として、言葉だけでなく、一緒に組みながら教えることができるのは、柔道経験者の強みだと思います。大会があるので、試合で勝つための技を教えるのはもちろんですが、けがをしないように休憩中も意識的に声掛けをしています。
良い環境で、他校の仲間たちと切磋琢磨しながら、いろいろな指導者からもらうアドバイスをたくさん吸収して、どんどん強くなってほしいと思います。
▽髙橋祐二さん(合唱)
歌うことを教えるというのはとても抽象的なことなので、中学生にも分かりやすい言葉を使ったり、日常生活の中の物事に例えたりしています。中学生たちが合唱教室の中で、変わっていく様子を見るのが楽しいです。
合唱教室は、初心者の人も大歓迎です。カラオケなどでは実感できない、大人数のハーモニーの一部になるという合唱ならではの楽しさを経験してほしいと思います。そして、ぜひ高校生、大学生、社会人になっても合唱を続けてくれたらうれしいですね。
■参加生徒たちの声
▽若松五中・3年生 渡部慶さん
中学校から剣道を始め、剣道教室では、剣道着の着方や作法などから教わり、他校の教え方などの情報を共有し、お互いにフィードバックしながら高めあうことができました。
今年、初めて県大会に出場することができたので、チームの支えや期待を背負って、全力で挑みます。
▽若松四中・3年生 半谷優奈(はんがいゆな)さん
陸上教室は、普段の部活動とは違う人と練習ができるのでとても刺激になっています。また、人数が多く、にぎやかで楽しいです。
高校でも陸上を続けたいと思っています。まずは、3年連続の県大会出場が決まったので、自己ベストを更新して、いい結果を出せるよう頑張ります。
▽北会津中・3年生 佐々木悠心(ゆうしん)さん
平日の部活動以外に、休日の合唱教室で合唱ができることがうれしいです。冬の期間、車で送り迎えをしてくれた親にも感謝しています。また、先生たちは明るくて優しいので、気軽に質問できて、とても勉強になっています。
5月の全会津合唱祭も、とても楽しかったです。大会と違い、他校の人たちと一緒に歌うので、コミュニケーションを積極的にとるようにしていました。
中学卒業後も大好きな合唱を続けていきたいです。
問合せ:学校教育課
【電話】39・1303