- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県郡山市
- 広報紙名 : 広報こおりやま 2025年3月号
■三月
本年1月20日開催の市議会臨時会の閉会挨拶において、次期市長選挙への私の考えを申し上げました。今月号のコラムでは、その要旨をご報告申し上げます。
「私は2013年4月27日の市長就任以来、現実、現場、現物の三現主義や、子どもたちを政策の第一に据える子本(しほん)主義などの理念の下、市政の一翼を担わせていただきましたが、大変やりがいのある身に余る光栄な任務でした。また、あらゆる世代の市民や事業者の皆様が自由に活躍でき、持続可能で、多様な個人それぞれが幸せや生きがいを感じられる「ウェルビーイング都市・郡山」の実現を目指し、尽力してまいりました。
さて、変化の激しい時代に今後100年、1000年先まで持続可能な都市としていくためには、若い力と、デジタル技術を積極的に活用し、叡智(えいち)を結集してまちづくりを進めていくことが、地方自治共通の課題となっております。幸いにも本市には新たな発想や手法の下、次の100年の礎を築こうとする、経験豊かな世代も現れてきております。
以上の観点から、私は、今こそ市長としての任務、使命は、柔軟で可能性に満ちた次の世代に引き継ぎ、その活躍に期待すべきときが来たれりとの認識に至り、本年4月の郡山市長選挙には立候補いたさぬことを表明させていただきます。
12年間、御理解、御協力を賜りました議員各位をはじめ市民・事業者の皆様、そして一緒に汗をかいてくれた市職員の皆さんに、心からの敬意を表し感謝を申し上げます。当然、任期満了までは、これまで以上の倍旧の努力をもって職務に専念し、さまざまな課題に速やかに、かつ適切に任務を遂行してまいります。
郡山市長 品川 萬里
※挨拶全文は本紙二次元コードからご覧ください。