子育て [特集1]全力中体連 挑戦と成長のステージ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県いわき市
- 広報紙名 : 広報いわき 令和7年7月号
■田人中の底力
田人中学校3年 バドミントン部
小森谷祐太さん
田人中学校は、全校生徒が27人。常設の部活動は、バドミントン部のみという学校です。
しかし、人数が少ないからこそ学年の垣根を越えて日々の練習に励めています。練習メニューも自分たちで考えており、こうした団結力が田人中の強さだと思います。
僕は、男子シングルスの部で準優勝という成績を手に入れることができました。「中体連」という、ずっと目指してきた大会で決勝の舞台に立てたのは、顧問の先生や自主練で指導してくれた社会人コーチ、そして切磋琢磨してきた仲間たちのおかげです。
県大会は、最初で最後の大舞台、楽しみながら全力でプレーしてきます。
社会人になったら僕も田人中の後輩たちにバドミントンを教えるなど、恩返しがしたいです。
■仲間との絆
四倉中学校3年 バスケットボール部
髙野紗矢さん
私は、中学生になってからバスケを始めましたが、同学年の女子バスケ部員は私ひとりだったため、一年生の時は、他校との混成チームで練習や試合を行っていました。
二年生になり、後輩が7人も入部してくれたおかげで、混成ではなく、四倉中としてチームを組めたことはとてもうれしかったです。
三年生が私ひとりでも、困ったときは後輩たちがいつも支えてくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。
そのチームでキャプテンとして臨んだ中体連の舞台。結果は二回戦敗退でしたが、バスケを通じて仲間たちとのかけがえのない時間を過ごせました。一年生の時、バスケ部を選んだ道は間違ってなかったと思います。
引退はさみしいですが、高校生になってもバスケを続けたいです。