健康 みんなのひろば~すこやか通信

『骨粗しょう症を予防しましょう!』

◆骨粗しょう症とは?
骨量(骨密度)が減る、または骨の質が低下することで骨折しやすくなる病気です。骨量は20代でピークを迎え、40代頃から低下し始めます。特に閉経を迎えた女性は、女性ホルモンの減少により骨量が大幅に低下するため、若い頃からの予防が必要です。
骨粗しょう症になっても痛みはありません。転んだり、くしゃみをしたりなどのちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。

◆予防をしよう
良質な骨を作るためには、カルシウムが豊富な乳製品や大豆製品、小魚類などの食品をとることが重要です。そのほか、魚介類やきのこ類に多く含まれるビタミンDやたんぱく質を一緒にとることで、カルシウムの吸収を助けてくれます(15ページに骨粗しょう症予防におすすめのレシピを掲載)。また、アルコールやたばこは栄養素の吸収を妨げてしまうため、飲酒を控え、禁煙を心掛けましょう。
食事以外にも、運動で骨を刺激することで、骨の代謝が促されます。特にかかとの骨への刺激が効果的で、ウオーキングなどがおすすめです。

◆骨粗しょう症検診
40歳から70歳までの女性は、5歳刻みのタイミングで骨粗しょう症検診が受けられます。対象者には受診券を郵送しますので、ぜひ検診を受けましょう。

→健康づくり課
【電話】88-8123