くらし 令和7年度市青少年人材育成海外派遣事業 海外の文化に触れ、人々と交流した7日間

市青少年人材育成海外派遣事業のオーストラリア研修が、8月14日から20日までの日程で行われました。文芸、音楽、体育などのコンクールや大会で優れた成績を収め、応募のあった小学・中学・高校生の中から選ばれた9人が、派遣生としてシドニーを訪れ、研修に参加しました。

『心に刻んだ経験を社会貢献へ』

派遣生代表 鈴木 優芽(ゆめ)さん(須賀川桐陽高校1年)

聞き慣れた「いってらっしゃい」に胸が締め付けられたのは出発式の日が初めてでしたが、そのような心細い気持ちは今となっては思い出せないくらい、充実した7日間でした。息を呑(の)むほど美しい風景や街並み。特にオペラハウスは形状や色合いが言葉に出来(でき)ない美しさで、オセアニアを代表する景勝地と称される所以(ゆえん)を肌で感じました。他(ほか)にも、セントメアリー大聖堂、タロンガ動物園、オーストラリア博物館など、初めて見るそれら全てが素晴(すば)らしい魅力に溢(あふ)れていて、目も心も奪われました。
ホームステイでは、ホストファミリーに様々な体験をさせていただき、現地の小学校では、子ども達(たち)と沢山(たくさん)のコミュニケーションを取って交流を深め、異なる文化や価値観に直接触れられる有意義な時間を過ごすことができました。
そして、派遣生がこの9人で本当に幸せでした。ビーチやフェリーで心から笑い合ったことは、きらきらと輝く大切な思い出です。私達は今回の経験を通して学んだ全てのことを心に刻み、多くの人々の役に立ち、社会に貢献出来るよう努めてまいります。研修に関わっていただいた皆様、ありがとうございました。

→学校教育課
【電話】88-9168