イベント 昭和100年 喜多方レトロ横丁

夏の風物詩である「蔵のまち喜多方夏まつり」のオープニングを飾る「喜多方レトロ横丁」を7月19日(土)・20日(日)の2日間にわたり開催しました。
「喜多方レトロ横丁」は、昭和時代の懐かしさを再現したイベントで、今回で19回目を迎えます。昭和ロマンをテーマに、昔懐かしい遊びや縁日コーナー、昭和グルメの屋台など、およそ40もの昭和を体感できるメニューを開催し、会場はにぎわいました。また、「おたづき蔵通り」と「喜多方駅前商栄会」、「うるし銀座通り」との広域連携によるイベントを展開し、幅広いエリアで昭和レトロを届け、昭和の時代を知る世代も知らない世代も、誰もが楽しめる2日間となりました。
今年は、昭和元年から数えて100年目にあたります。新たな100年も「喜多方レトロ横丁」をはじめ、昭和年代の活力は未来へ繋っていくことでしょう。

■昭和時代の活力を未来につなぐ
□活力と熱量を持って前に進み続ける
Interview 喜多方レトロ横丁実行委員長 新谷 正樹さん
「喜多方レトロ横丁」は、毎年多くのお客さまに来場していただき、今年も昭和ロマンを皆さんにお届けすることができたと感じています。
今年は、昭和100年の節目の年です。活気に満ち溢れていた昭和時代の活力を次代に繋げ、次の100年に向けた第一歩を踏み出す年に位置付け、「ネクスト→レトロ」をテーマに喜多方レトロ横丁を開催し、今回新たに中心市街地の広域連携によるイベントを展開しました。喜多方市全体が一つになるイベントを喜多方レトロ横丁で作り上げたいと思っています。
昭和レトロは、当時を知る世代には懐かしく、当時を知らない世代には新しく魅力的なもので、若者や外国人観光客の間で関心が高まっています。昭和の街並みや、文化を鑑賞・体験する「レトロツーリズム」を取り入れた観光誘客により地域活性化につなげたいと考えています。
昭和の時代を振り返ると、父から買ってもらった自転車を毎日乗り回していたことや、家業のスーパーマーケットに遊びに行って、多くの大人たちに混ざり遊んでもらっていた思い出が強く残っています。家業のスーパーマーケットは、多くのお客さまに溢れ、当時の話を父に聞くと商売の楽しさを教えてくれます。
私が昭和という言葉から連想するのは、「活力がみなぎる」です。まちづくりは『活力と熱量を持った人がどうみんなを巻き込めるか』だと思っています。先頭に立って旗を振り続け、前に進んでいくと、気が付けば一人じゃなくなっている。その連鎖がまちづくりに繋がっていると感じています。
レトロ横丁商店街は、商店街の魅力向上・活性化のため、商店街の先輩方に無散水消雪車歩道整備や電柱の地中化などのハード事業に取り組んでいただきました。次は私たちがソフトの部分を作り上げていかなければならないと強く感じています。一店一店が魅力ある店舗です。その魅力を活力に変えて、多くの人が全国から訪れたいと思う商店街にしていきたいです。

・縁日
昔ながらの懐かしさ本格的なコルク銃に心が躍る
・ファッション
レトロなファッションで観衆にアピール!
・音楽
昭和歌謡などをアレンジした演奏で昭和の空気に包み込む
※詳しくは本紙をご覧ください。