くらし ≪特集≫11月は行政区加入促進月間 地域のつながりで住みよいまちをつくる(2)

◆行政区活動スケッチ
行政区活動の一部をご紹介します。
・五区行政区クリスマス交流会(令和5年12月・小高区)
・桃内地区盆踊り交流会(令和7年8月・小高区)
・二区行政区春祭り(令和7年4月・鹿島区)
・小川町二行政区植栽活動(令和7年5月・原町区)
・日の出町行政区防災訓練(令和7年9月・原町区)
・飯崎行政区防災訓練(令和7年8月・小高区)

◆行政区Q and A
Q.働いているので行政区活動の参加協力は難しいです。
A.行政区の活動は強制されるものではありませんが、安全・安心に暮らせる環境づくりにもつながりますので、協力できる範囲で参加してみましょう。

Q.高齢で役員になることや行政区活動への参加が難しいです。
A.役員などの役割を担うことについて、事情がある場合には免除している行政区もありますので、お住まいの行政区長へご相談ください。日頃から地域の方と関わることでいざという時に心強いですので、行政区加入の継続をおすすめします。

Q.単身赴任なので2年ほどしか住みません。それでも行政区に加入しなければなりませんか。
A.災害は、いつ起こるかわかりません。短期間でも、地域の中で安全・安心に生活するために、周囲と顔の見える関係を築くことが大切です。行政区に参加しましょう。

Q.行政区に加入する方法はどうすればいいですか。
A.加入方法や行政区長の連絡先は、コミュニティ推進課もしくは各区の地域振興課までお問い合わせください。オンラインでもお問い合わせいただけます。

≪インタビュー≫
市区長連絡協議会会長 猪野 昇(いの のぼる)さん(原町区小川町二行政区)
本市は、東日本大震災後の居住人口の減少と高齢化が顕著になり、地域コミュニティではさまざまな課題があります。市区長連絡協議会では、行政区の連携を図り課題を共有して、行政区加入促進のための事業を実施しています。そのため、行政区運営の事例紹介を通じた課題の共有や解決策を話し合う行政区地域活動事例発表会を毎年開催し、各行政区に情報提供することで、課題解消の参考としています。
小川町二行政区では、一人世帯の高齢者に広報紙配布の際に声を掛けたり、春と秋に2000本の花の植栽を多世代参加で実施しています。積極的に住民に声掛けし、大震災後に引っ越してきた方も行政区活動に参加していただいています。高齢世代も若い世代も、いろいろな人が支え合っているのが地域です。行政区の活動にできる範囲で参加してみると学ぶことがあり、地域への愛着も湧きます。
一人ではできないことも、地域の人たちが参加して良いまちをつくるのが行政区ですので、ぜひ、関わってほしいです。

◆地域のつながり・ささえあいポスターコンクール結果
市区長連絡協議会と市では、市内小中学生を対象に、ポスターコンクールを実施しました。最優秀作品は、行政区の加入促進や啓発などの活動などに使用します。
※最優秀賞は表紙で紹介しています

◆行政区加入促進月間の行事予定
市区長連絡協議会と市では、次の行事を協働で行います。

▽行政加入促進街頭キャンペーン
区長会役員などがチラシなどを配り、行政区への加入を呼び掛けます。

[原町区]
とき:11月7日(金)15時~16時
ところ:フレスコキクチ東原町店付近

[小高区]
とき:11月19日(水)10時~11時
ところ:ダイユーエイト小高店

[鹿島区]
とき:11月28日(金)15時~16時
ところ:フレスコキクチ鹿島店

▽行政区地域活動事例発表会
市内の4団体(小高区五区行政区・鹿島区四区行政区・原町区南町二行政区、原町区高平地区)の地域課題や取り組みを発表します。どなたでも入場できますので気軽にご来場ください。
ポスターコンクールの参加作品の展示と入選者の表彰も行います。
とき:11月12日(水)14時30分~16時
ところ:サンライフ南相馬

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問合せ:
・コミュニティ推進課【電話】24-5411
・小高区地域振興課【電話】44-2112
・鹿島区地域振興課【電話】46-2110