文化 伊達市 おかいこ用具 コレクションカード Vo l .2

伊達市保原歴史文化資料館では、10月より伊達の蚕糸業を主とした展示に変わります。このコーナーでは、リニューアルに向けて国重要有形民俗文化財指定を受けた伊達市所蔵のおかいこ用具をカード形式でご紹介します。

【あそび方】
(1)切り取って集めよう(眺めるだけで楽しい!)
(2)説明を読んで学ぼう(展示の予習になる!)
(3)じゃんけん(左上)や、おかいこ度(右下)で競おう!

No.004(パー) わらだ 
お蚕様をこの中で飼育する、達地方の代表的な養蚕用具。昔は藁(わら)を円形に編んでいたので「藁座(わらざ)」と呼ばれていたが、時代と共に「わらだ」に変化し、素材もより軽量で作りやすい竹となった。

No.005(グー) まぶし 
お蚕様が繭(まゆ)を作る場所。繭が作りやすいような形状に藁を編んで作られている。お蚕様が糸を吐く時期になると、人の手で「わらだ」から「まぶし」へ移される。折りたたんで収納が出来る。

No.006 チョキ 蚕当計(さんとうけい)
嘉永(かえい)2(1849)年に梁川町の中村善右衛門(なかむらぜんえもん)が発表した日本初と言われる養蚕用温度計。お蚕様の飼育日数に応じた適正温度のガイド表記がされている。蚕が当たるようにと名付けられた。

※詳しくは広報紙P.31をご覧ください。

問合せ:生涯学習課歴史文化まちづくり係
【電話】573-5804