- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県本宮市
- 広報紙名 : 広報もとみや 令和7年9月号
本宮市長 高松義行
残暑お見舞い申し上げます。
皆様お元気でお過ごしでしょうか?私は少々ばて気味で夏風邪に侵されました。早く過ごしやすい日々が訪れてくれることを首を長〜くして待つ一人です。庭の桜の葉や満天星が少しずつ色づき始めました。やはり立秋を過ぎると早朝の空気や身近な植物が気配を変えてくるのですね。それにしても暑さがおさまりません。熱中症の恐れのある時はエアコンを上手に使い、水分・塩分を摂り、外出は極力控えましょう・・・でも、運動不足が進み筋肉が落ち脂肪が増え、老化は進む一方です。今の私には画期的な解決法は見つかりません。
こんな時、旬の物を食する事は如何でしょうか?ピーマン・トウモロコシ・南瓜に茄子・枝豆にビール・アッ!・・ビールは旬ではなく季語でした。旬の物を頂く、力強い命・生命力を頂く事で元気になれそうですね。今は旬など関係なく食する事の出来る時代かもしれませんが、本来育つべき季節に育ち自然の恵みをイッパイ含み、旨い!安い!旬は最高です!
先日『北限の釜揚げシラス』を頂く機会がありました。今までの北限は相馬市だったそうですが、今は宮城県名取市閖上などで水揚げされた物を指し、東日本大震災からの復興にも大きく関係しているとの事で、旬は8月からだそうです。ふっくら、プリッと、そしてほのかな甘み、復興にもほんの少し貢献?この旬も最高でした。
食材が最も新鮮で美味しく食べる事のできる『旬』。私たちの国が有する四季、それぞれの気候・趣が有るからこその旬。旬の物を美味しく頂き、みんなで夏バテ・秋バテを乗り越えましょう!旬の命たちに心から感謝しながら。