その他 編集後記

その昔、京都の鞍馬にいた鬼が都を襲おうとしたときに、豆を投げつけ鬼の目をつぶして災難を逃れたという逸話があります。「魔の目(魔目=まめ)に豆を投げつけて魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じることから、豆まきが行われるようになったそうです。今年の節分の日は、鬼役として、わが子たちから豆をぶつけられました。たまに姿を現しては、感情のままに怒ってしまう、私の中に住みつく本物の鬼も滅してくれと切に願いながら(大越)