くらし 第3回広野町議会定例会 町長一般経過報告(2)

◇こども家庭課
6月20日、いわき短期大学附属幼稚園において、こども園と幼稚園の5歳児同士が交流をしました。遊具で遊んだり、ダンスをしたり、グループに分かれてゲームを楽しんでいました。次回は、広野こども園で両園児の交流を予定しております。
7月4日、こども園の3歳から5歳児を対象に、劇団飛行船によるアリオスでの演劇観賞に参加しました。園児たちは、大きな会場で演じられる劇を楽しく鑑賞しました。
7月7日、こども園において七夕会を実施しました。園児たちは、色とりどりの短冊に願い事を書き、笹に飾り付けをしました。七夕の行事の意味や由来の話を聞いたり、手作りの七夕飾りを楽しみました。
7月18日、児童館において夏祭りを実施しました。児童たちは、屋台風に焼きそばやかき氷などを食べた後に、高学年の児童をリーダーとしてグループを作り、ゲームやヨーヨーすくいなど、夏祭りを楽しみました。
7月31日、こども園の3歳から5歳児を対象に、田村市ムシムシランドでの体験見学会を開催しました。園児たちは、昆虫館で世界の貴重な生きた昆虫を見学し、カブトムシドームでは自然の中で実際にカブトムシに触れるなど、貴重な体験をしました。
9月1日現在、こども園、児童館の在籍者は、こども園96人、児童館60人となっています。

◇環境防災課
6月18日、7月24日、8月28日、広野町安心・安全ネットワーク会議立哨活動を国道6号役場前交差点等で実施し、ドライバーに安全運転への注意喚起を促しました。7月24日、広野町安心・安全ネットワーク会議を開催し、交通事故防止対策、熱中症予防、ごみの分別について会員企業に協力を求めました。
7月13日、広野町公民館において、「豊かな自然環境と地域文化を次世代に引き継ぐために~広野町環境基本計画に込めた想い~」と題し、早稲田大学環境総合研究センター研究員教授 永井祐二氏による広野町環境学習講座を実施しました。深刻化する環境問題への意識を高めました。
7月30日、カムチャツカ半島付近の地震に伴い、午前8時37分に津波注意報、午前9時40分に津波警報が発表され、災害に備え警戒配備体制を敷き、防災行政無線により町民に避難指示を促しました。午後8時45分に津波注意報への切り替えが発表されましたが、夜間を通して情報の収集、関係機関との連携・対応に取り組みました。7月31日、午後4時30分、津波注意報が解除され警戒配備体制を解除しました。この津波により、人的被害及び住宅等への被害はありませんでした。
7月14日、双葉警察署の「夏の交通事故防止県民総ぐるみ運動出発式」が、道の駅ならはで行われました。出動式には、富岡地区交通安全協会をはじめ、各種関係団体から約60人が参加して運動期間中の無事故を誓い合いました。
8月16日、町内の河川と海岸の環境を守るため、盆送り供物の回収を行ないました。役場敷地内に焼香台と供物置場を設置し、早朝より多くの方々に活用いただき、供物270世帯分、重さにして350キログラム回収しました。
9月7日、第72回福島県消防協会双葉支部幹部大会が楢葉町コミュニティセンターで開催されました。大会には、双葉地方の消防団幹部団員及び婦人消防隊員、双葉消防本部、約300人が参加し、永年の消防功労者に対しての表彰及び、国県等表彰、日本消防協会、福島県消防協会表彰受賞者の披露が行われました。

◇産業振興課
7月8日、JA福島さくらふたば統括センターが主体となり「あぜみち指導会」を実施いたしました。延べ28人の参加者に対し、水稲栽培管理、病害虫防除対策、農作業中の安全管理等について説明を行いました。
8月11日、広野町サマフェス2025を二ツ沼総合公園において開催しました。坂本竜太郎衆議院議員、齋藤裕喜衆議院議員を始めとする多くのご来賓と、町内外から訪れた約11,000人の皆様に夜空を彩る4,000発の花火を堪能していただきました。

◇建設課
8月6日、国土交通省東北地方整備局 磐城国道事務所で開催された「令和7年度第1回福島県渋滞対策連絡協議会」において、国道6号の朝夕の渋滞解消のため、新たに「サービスレベル向上検討会」の開催が決定されました。広野町においては、いわき市久之浜町の明不作交差点を先頭に役場前交差点までの夕方の渋滞について、道路交通状況を把握した上で道路に求められるサービスレベルに対する課題の抽出を行い、一定の区間として詳細な分析を行い、有識者や関係行政機関から意見を伺いながら検討を進めることになりました。
町道北釜・大谷地原線道路改良舗装工事につきましては、工事区間が埋蔵文化財の包蔵地であることから、令和7年4月1日に発掘調査業務委託契約を締結し、計画面積約700平方メートルのうち約160平方メートルが完了し、竪穴建物跡が6軒検出されました。また、道路改良舗装工事については、8月末時点で施工延長200mのうち約40m区間の両側側溝の布設が完了し、同時進行で下水道移設工事 施工延長約142mのうちマンホール1基と下水道管渠約5mの布設も完了しております。マンホール及び下水道管渠の布設完了後、路体・路床盛土を施工していきます。
折木地区土砂採取区域完了工事につきましては、福島県発注工事の建設残土約6,500立方メートルの受入れが6月末で完了し、7月より土工に着手しています。現在、受け入れた建設残土を場内に運搬し、敷地造成工の盛土を施工しており、完了後、客土により植栽基盤工の盛土を施工し、適正な時期に抵抗性クロマツの植栽及び法面の植生基材吹付により森林機能の回復を図り、令和7年度内に完了する予定です。

◇学校教育課
6月24日、広野中学校において、語学力やコミュニケーション能力の向上、異文化理解と日本人としてのアイデンティティ醸成などを目的に、今年度第2回目となる「グローバル・デイ事業」を実施しました。今回は2年生と3年生を対象とし、学術連携協定に基づく東日本国際大学の協力のもと、「スポーツと人気の競技」をテーマに、同大学に通う外国人留学生4人と英語を交えて議論するなど、授業や給食の時間をともに過ごし、交流を図りました。
8月18日、第10回目となる町営学習塾開講式を実施しました。平成26年度から実施している町営学習塾では、中学生の基礎学力の向上や自身の進路実現を見据えた対策、現役大学生の経験談や県外の教育事情を聴きながら、これからの社会を生き抜くための総合的な学習支援を実施しています。今年度は8月18日から21日までの4日間、広野中学校及びふたば未来学園中学校の生徒17人が参加しました。開講式では、講師を務める首都圏の大学生等3人に委嘱状、受講生には受講者証を交付しました。