文化 《特集1》映画「この夏の星を見る」ロケ地巡りにいってみよう!(1)

◆茨城県が舞台の作品完成!
ロケ地巡りにいってみよう!

東京からアクセスがよく、豊かな自然風景や歴史的建造物など、さまざまなロケーションでの撮影ができる茨城県。毎年、多くの作品が撮影され、「ロケの聖地」として知られています。
そんな茨城県が舞台として描かれている小説「この夏の星を見る」が映画化され、県内各地でロケが行われました。
茨城の新たなご当地ムービーをぜひ劇場でご覧いただき、ロケ地巡りをしてみてはいかがですか。

この夏の星を見る
7月4日(金曜日)全国公開

◇1.県立土浦第三高等学校(土浦市大岩田1599)※校内の見学はできません
小高い丘の上にあり、霞ヶ浦を一望できます。正門へ続く坂道には美しい桜並木があり、地域の人たちにも愛されています。
登場シーン/亜紗(主人公)たちが通う「砂浦三高」のモデルとなった学校。天文部員たちの学校生活や屋上でのオンラインスターキャッチコンテストなど物語の中心となる場面の多くが撮影されました。

◇2.甘党の店亜味(稲敷郡阿見町阿見607-1)
土浦三高近くにあり、大判焼きやたこ焼きを提供しています。注文を受けてから焼き上げる大判焼きは絶品!
登場シーン/晴菜(亜紗の先輩)が大判焼きを買うシーンや亜紗たちがお店の前で談笑するシーンが撮影されました。

◇3.朝日峠展望公園(土浦市小野1291-14)
展望台からは、霞ヶ浦や関東平野を一望できます。快晴時には富士山や都心のビル群も。スカイスポーツが盛んで、パラグライダー体験も楽しめます。
登場シーン/物語序盤、亜紗たちがスターキャッチコンテストの開始合図を待つシーンが撮影されました。

◇4.関東鉄道常総線車内(水海道駅~下妻駅)
取手駅(取手市)から下館駅(筑西市)までを結ぶ、関東鉄道の鉄道路線。車窓からは田園風景や筑波山を望むことができます。ディーゼルエンジンで走る気動車も魅力の一つです。
登場シーン/初めてのオンラインスターキャッチコンテストの後、様子がおかしかった凛久(天文部員の仲間)が電車内で亜紗たちに想いを伝えるシーンが撮影されました。

◇5.プラトーさとみ(常陸太田市里川町863-35)
標高780メートルにある高原の宿泊施設。夜になると頭上には満天の星が広がり、何も遮るものがない大空からは宇宙の壮大さを感じることができます。季節ごとに大型望遠鏡を使った天体観望会などのイベントも開催しています。
登場シーン/物語のクライマックス。亜紗たちがISS(国際宇宙ステーション)をキャッチするシーンが撮影されました。

■映画「この夏の星を見る」公開記念展in土浦
―この夏、映画の舞台へ― 7月31日(木曜日)まで

映画の公開を記念し、物語の舞台である土浦市で、ロケ地のパネル展や小道具の展示などを行います。
会場:イオンモール土浦3階未来屋書店前(土浦市上高津367)
いばらきフィルムコミッション・土浦フィルムコミッション共催