文化 街なか案内板整備事業 しもつま歴史探訪~小野子観音堂~

小野子観音堂に安置されている「木造千手観音坐像」は、県文化財の指定を受けています。
この像は、市指定文化財となった昭和54年当時、頭部内に永正17年(1520)の墨書銘が確認されていたため、疑問を抱きながら、抜群の出来栄えを示す室町彫刻とされていました。
しかし、平成9年に行われた解体修理で、永正年時の墨書銘が修理時のものであることが判明し、改めて鎌倉彫刻として適当な評価を得ることとなり、平成11年、県文化財の指定を受けました。また、小野子観音堂は、小野子公民館の新設にあたり、公民館機能と「木造千手観音坐像」を安置する観音堂とを併設することとなり、現在の姿となりました。
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※次回は「旧ビンフォルド邸」を紹介します。