- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県常総市
- 広報紙名 : 広報常総 2025年4月号
■ごみの捨て方を間違えないで!
∇事故の経緯
昨年12月に、常総環境センター資源化施設において火災が発生し、作業員1人が火災による煙を吸い込み、救急車で搬送されました。
この火災に伴い、不燃ごみ処理施設が稼働できなくなり、常総環境センターでは、ごみの直接搬入の受け入れを一時停止するなどの措置が行われました。
∇火災の原因
当火災の原因は現在も調査中ですが、同様の火災においては「小型充電式電池」が原因であると多く報告されています。小型充電式電池は、強い圧力が加わると発熱、発火の危険があります。
ご家庭で分別を誤って「不燃ごみ」に分別されることがあり、ごみ収集車の中で発火するなどの事案も発生しています。
∇小型充電式電池とは
「ニカド電池」「ニッケル水素電池」「リチウムイオン電池」のことを言います。
充電をすることで再度使用することができる便利なものであり、デジタル化が進む社会でも幅広く利用されています。便利な物ではありますが、危険を伴うことを理解しておきましょう。
∇どんな物に使われているの?
小型充電式電池は、携帯電話・モバイルバッテリー・電子たばこ・パソコンなど、身近な製品に幅広く使用され「充電をしてコードレスで使用できる物」に使われていることが多いです。
特徴として、この電池が使われているものには「スリーアローマーク」が表示されています。
※スリーアローマークは、本紙またはPDF版をご覧ください。
Q.私たちはどうしたらいいの?
A.小型充電式電池が使用されている製品は「小型充電式電池回収BOX」か「使用済小型家電回収BOX」に入れていただくこととなります。下のフロー図を参考に判断してください。
Q.回収BOXの設置箇所を増やすことはできないの?
A.「小型充電式電池」は、発火の危険があることから、職員などが常駐している公共施設や利用頻度が高い公民館などを中心に回収BOXを設置しています。今後の設置箇所の拡充については、安全面や利便性を考慮しながら検討していきます。
問い合わせ:(水)生活環境課
【電話】内線2810