くらし 新年のごあいさつ 笠間市長山口伸樹

あけましておめでとうございます。
市民の皆さまには、輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

■昨年を振り返って
昨年を振り返りますと、9月の台風15号による局地的な豪雨被害、記録的な猛暑による農畜産物への影響、国際的な情勢不安や米国の関税措置の影響がもたらす円安・物価高騰などが続き、さらに深刻化する人材不足や働き方の変化などにより、日常生活や経済活動に大きな影響を受けた年となりました。
一方で、本市出身のプロゴルファー金澤志奈選手と畑岡奈紗選手がそれぞれツアー優勝を飾り、市民の皆さまに明るい話題を届けてくれました。
市政においては、来る3月の合併20周年に合わせて、これまでの歩みを振り返り、未来へ進んでいくための契機とするため、野外音楽イベントや全国忠臣蔵サミット、図書館初のブックフェスなどのさまざまな記念事業を実施してまいりました。ご参加いただいた多くの皆さまに、改めて御礼を申し上げます。
「笠間の栗」では、メディア等での紹介や様々な商品の登場によって、全国的な認知度も上がってきています。昨年9月には、市農業公社が県内初の栗の「有機JAS認証」を取得しましたので、品質の付加価値とブランド力の向上につなげてまいります。
本市出身の日本画家木村武山の建立による「大日堂」が、昨年11月にその歴史的価値が認められ、国の登録有形文化財の登録を受けました。今年は、武山の生誕150年にあたることから、改めてその功績をたどる機会を設け、認知度を高めてまいります。

■新年の抱負ー未来に向けた笠間市づくりー
本年は、市政を取り巻く様々な変化に対して、未来に希望と期待のもてる笠間暮らしを実現するため、「未来に向けた笠間市づくり~変化に強い体制の構築~」を重点課題として掲げ、まちづくりへの挑戦を続けてまいります。

▽安心・安全を感じる暮らしの確保
安心、安全な市民生活への備えとして、災害時の避難所環境の向上や大規模林野火災への対応強化、雨水排水対策などを進めます。

▽地域の魅力を高める基盤づくり
昨年に引き続き、友部駅から市役所周辺エリアでの都市機能や魅力向上、空家・空店舗など既存ストックの活用促進を図ります。

▽切れ目のない子育て支援の継続と子育て環境の充実
妊娠期から大学生までのライフステージに合わせた給付や支援とともに、あらゆる分野と連携した総合的な子育て環境づくりを進めます。

▽地域経済を支える企業誘致の推進起業・創業支援の拡充
雇用機会の創出や地域経済の活性化につながる企業誘致の推進や、新たに起業・創業する方への支援策を拡充します。

▽地域産業における持続的な稼ぐ力の強化
栗のブランド力強化に向けた生産拡大、高付加価値化、有機農業等の推進などによる稼ぐ力の向上、道の駅のゲートウェイ機能の更なる強化、周遊バスの運行ルート見直しなどに取り組みます。

▽未来を担う人材育成と教育環境の充実
社会変化や国際感覚に対応できる人材の育成、多様化する教育的ニーズに応じた寄り添う教育・支援の充実を図ります。

▽歴史文化・芸術資源の活用スポーツシティかさまの強化
日本画家木村武山の生誕150年記念事業やアーバンスポーツ・レクリエーションスポーツの普及促進、スポーツによる国際交流を進めます。

▽多様な人材が共生する社会環境の実現
誰もが活躍でき、多様性が受容される共生社会の実現を目指して、外国人材の活用支援や女性向け専門職資格取得支援などの取り組みを進めます。

以上、本年のまちづくりの取り組みの一端をご紹介しましたが、様々な地域課題に対して、スピード感をもって果敢に挑戦するとともに、デジタル化の推進や公民連携の強化などの行財政改革を進め、効率的かつ効果的な市政運営に取り組んでまいります。
結びに、本年も変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆さまにとって希望に満ちた年になりますよう心からお祈り申し上げごあいさつといたします。

■物価高対策
昨年12月、国の重点支援地方交付金を活用し、長引く物価高騰の影響を受けている方々への物価高対策を決定いたしました。
第一弾では「生活者支援」として、子どもから若者、高齢者層までの全世代、全市民を対象に、生活支援策を実施してまいります。

▽第一弾生活者支援
予算総額:5億2千4百万円

問合せ:秘書課
【電話】内線225