- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県笠間市
- 広報紙名 : 広報かさま 令和6年5月号
令和5年12月から令和6年2月における施設モニタリングおよび浸出水の放流について、事業団から説明を受けました。
■最終処分場
・期間中に埋立処理した廃棄物は27,107tとなり、令和5年9月末までに全体容量の約87%の埋立状況となっています。
・流入水(浸出水)は、ヒ素が検出されましたが、放流基準値以下でした。
・放流水(処理水)は、全ての項目で放流基準値を下回っていました。
・場内4か所の観測井戸のうち、環境基準項目では、1か所でヒ素が、水道水質基準項目では、3か所で総鉄や総マンガンが基準値を超過していましたが、過去と比較して大きな変動はありませんでした(飲用には供していません)。
▽「浸出水(しんしゅつすい)とは」
最終処分場にしみ込み、埋め立てた廃棄物の層を浸透して出てくる雨水などの総称。浸出水は地下に浸透しないよう遮水シートなどで遮られ、水処理施設に集められます。集められた水は「流入水」、処理後の水は「放流水」と呼ばれ、放流水は市の公共下水道に放流されています。
問合せ:資源循環課
【電話】内線128