- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県笠間市
- 広報紙名 : 広報かさま 令和7年4月号
■少子化・子育て支援
文/笠間市長 山口伸樹
高校授業料無償化、103万円の壁、給食費の無償化、所得制限の撤廃、移住者への給付、地方創生、少子化、経済支援など、国会において議論が入り乱れています。
私には、財源の心配ばかりであります。
内容は少子化対策よりも物価高騰による経済対策が中心であると思います。
未婚・晩婚化が少子化の要因となっています。経済的支援だけでは少子化の根本的解決にはつながりません。結婚して子どもを産み育てる環境づくりが必要となります。
婚活パーティー、マッチングアプリ、相談所の設置などが行われ、一定の効果はあるものの、大きな成果には至っていません。
経験のある方に相談できる、安心した結婚相談所の設置が必要かと思います。
一方で、さまざまな取り組みを進めても少子化の流れを止めることはできないと思います。子どもが少ないことの前提で行政の在り方や社会を構築すること。そして、地元で頑張っている若い人をしっかり支援していくことが必要です。
婚活にお知恵を。