- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県笠間市
- 広報紙名 : 広報かさま 令和7年4月号
▼安心な子育て環境の充実(新規・拡充)
少子化や物価高騰が進む中、安心して子育てできる環境の充実を図ることが重要です。就学前から大学進学などまでの子育て期における各場面において、経済的負担軽減を図るため、各種助成の支援を行っていきます。
・子育て支援事業(エコランドセル給付・制服等購入・高校生等生活応援給付)(継続/市単独)
・学校給食食材提供の充実(郷土食材推進・オーガニック給食推進)(拡充/市単独)
・学校給食負担軽減事業の強化(給食費負担軽減・第三子給食無償化)(拡充/市単独)
・こども・若者参画事業(新規/市単独)
こどもや若者の意見を聴くことで、自己肯定感や自己有用感を高めるとともに、当事者のニーズを捉え施策に反映します。
・高校生寺子屋事業(新規/国補助)
・大学生等生活応援事業(新規/国補助)
物価高騰などの影響を受けている大学生などの生活支援として「かさまWAONカード(1人/30,000円チャージ)」を配布します。
▼笠間っ子学力・運動能力の向上(新規・拡充)
これから到来する複雑で予測困難な時代を生きるためには、自ら課題を発見し、正しく柔軟に適応できる力が求められています。次世代を担う子どもたちがそうした力を身に付けるため、スペシャリストによる学びの場を提供し、社会の変化に主体的に向き合える人材育成を推進します。
・次世代の教育DX推進事業(新規/市単独)
次世代クラウドシステムを導入します。学習データを分析・可視化し、児童生徒の習熟度別指導や個別学習により、最適化された学びを提供します。また校務支援システムの導入により教職員の働く環境を改善します。
・地域部活動推進事業(拡充/県補助)
・英語教育強化推進事業(継続/市単独)
中学生海外留学にかかる費用の支援によるグローバル人材を育成します。また、英語検定にかかる費用を助成します。
・台湾交流事業(教育交流)(継続/市単独)
▼寄り添う教育・支援の強化(拡充)
義務教育段階における児童生徒の多様化する教育的ニーズに対応するため、不登校児童生徒の居場所づくりや学びの場の一つとして、校内フリースクール事業などを強化します。また、特別支援教育の充実を図るため、特別支援連携コーディネーターを配置し、特別な支援を必要とする児童生徒に寄り添います。
・校内フリースクール事業(拡充/県補助)
市内中・義務教育学校に加え、笠間小学校にフリースクールを開設します。
・教育支援室事業(拡充/市単独)
さまざまな理由で登校できない児童生徒のために、専門スタッフによるカウンセリングのほか、新たに体験活動を充実させます。
・不登校対策民間連携事業(拡充/市単独)
新たな「ひきこもり」を生み出さない取り組みを推進します。
・保幼小中特別支援連携事業(継続/市単独)
・特別支援教育支援員配置事業(継続/市単独)
▼教育基盤の充実
校舎をはじめ、体育館、プールなどの学校施設の多くは、整備されてから数十年が経過し、経年劣化、老朽化が著しく進行しています。施設の現状や維持管理にかかる費用、教職員の負担軽減など、さまざまなニーズを踏まえた施設整備や学校運営を行い、教育基盤の充実を図り、学校と地域が一体となって「地域とともにある学校づくり」「学校を核とした地域づくり」を推進します。
・屋内運動場空調整備事業(継続/市単独)
災害時に拠点避難所としても利用される友部中学校と岩間中学校の体育館を優先して空調設備を整備し、教育環境の充実を図ります。
・北川根小学校整備事業(継続/国補助)
・学校プール民営化事業(継続/市単独)
・コミュニティ・スクール事業(継続/市単独)
市内全小・中・義務教育学校16校に設置している「学校運営協議会」において、それぞれの学校や地域の課題を解決するため熟議を重ね、その内容を実践するため、順次「地域学校協働活動本部」の設置とともに、その活動を推進するための「地域学校協働活動推進員」を配置していきます。