子育て 特集 笠間市の未来をつくる(3)

■笠間まるごと「子育て都市」宣言プロジェクトStage3
社会全体で子どもを育てる意識と取り組みの強化として、令和5年度から笠間まるごと「子育て都市」宣言プロジェクトを推進しています。令和7年度は「Stage3」として、保健・医療・福祉、教育、文化・スポーツ、都市基盤など、分野を問わず取り組みの強化を図り、日本一の子ども・子育て都市の実現を目指します。

▼こども・子育て徹底応援(一部記載)
▽妊娠~幼児期
・第2子以降保育料の無償化(新規)
第2子以降の保育料について、所得制限などを設けない無償化により、子育て世帯の経済的負担の軽減を実施
・妊婦のための支援給付金・妊婦等包括相談支援事業(新規/国県補助)
伴走型相談支援と経済的支援の一体型の提供による出産・子育て環境の充実
・子育て支援アプリの導入(新規/県補助)
母子健康手帳のデジタル化によるプッシュ型の情報提供などを展開
・こども誰でも通園事業(継続/国補助)
未就園児の定期的預かりによる育児負担の軽減

▽小学校~高校
・小学校エコランドセル・プレゼント事業(継続/市単独)
スマートで軽いランドセル(PETボトル再生繊維)を支給
・中学校制服等購入費支援事業(継続/市単独)
制服購入費(30千円/人)を支援
・高校等生活応援事業(継続/市単独)
新生活を始めるための準備費(50千円/人)を支援
・学校給食郷土食材推進事業(拡充/市単独)
地元食材を活用した給食の提供の強化
・学校給食負担軽減等事業(継続/市単独)
物価高騰においても費用を維持するとともに、第三子以降の給食費の無償化を継続

プロジェクトの全体像と詳細は、「幼児教育・保育環境の充実」など各施策に位置づけた事業により総合的に展開してきます!

▼幼児教育・保育環境の構築(新規)
保護者の多様な働き方やライフスタイルおよび世帯構成の変化や物価高騰など、子育て世帯やこどもを取り巻く環境に対応するため、子育て世帯の経済的負担を軽減するための支援や、家庭状況やこども一人ひとりに寄り添った施策を展開し、すべてのこどもの育ちを応援します。また安心・安全な保育サービスの提供のために保育人材の確保と離職防止を図り、こどもを安心して生み育てられる幼児教育・保育環境を構築します。
・第2子以降の保育料無償化(新規)
・こども誰でも通園事業(国補助)
・医療的ケア児保育支援事業(国県補助)
・医療的ケア児学校訪問看護事業(国補助)
・保育士人材確保事業(市単独)
市内の民間保育施設などに保育士正規雇用されたまたは看護師などに就労支援金を交付し保育人材の確保を支援します。

▽第2子以降の保育料を完全無償化
「多子世帯保育料軽減事業」を市独自に拡充します。
(1)所得要件を廃止
(2)第2子の保育料軽減額を半額から無償(無料)へ拡充

▼切れ目のない包括的支援体制の構築(新規)
笠間まるごと「子育て都市」宣言プロジェクトStage3家族の在り方やライフスタイルの多様化に伴い、こどもを取り巻く課題は複雑化・複合化しています。個々のライフステージに応じ、専門的で包括的な相談支援を関係各課が連携して行います。また、妊娠前から、子育ての各場面における経済的支援を行い、こどもや家庭が安心して生活できる環境を整えていきます。
・妊婦のための支援給付金・妊婦等包括相談支援事業(新規)(国県補助)
「伴走型相談支援」と「経済的支援」を一体的に行います。
・民間シェルター事業(新規)(市単独)
DV被害者などが安全を確保できる場所を提供し、生活の立て直しを支援します。
・子育て支援アプリ導入事業(新規/県補助)
電子母子手帳機能を有する子育て支援アプリを導入し、子育て世帯へ必要とする情報を直接届けるなど利便性の向上に努めます。
・子ども総合育成支援事業(継続/市単独)
・母子・父子家庭等高等職業訓練促進事業(継続/国補助)
・子ども家庭総合支援拠点事業(継続/国補助)