しごと 笠間市の賑わいづくりVol.3(3)

■voice06/資格取得[取得した資格]精神保健福祉士
大田友香(おおたゆか)さん

▽資格を取得したきっかけ
現在「地域活動支援センター・相談支援事業所」で主任相談支援専門員として勤務し、こころの健康を保つための活動や、居心地の良いコミュニティの場を提供し、福祉サービスが円滑に受けられるための相談業務を行っています。社会福祉士の資格は取得していましたが、近年のメンタルヘルスの課題の増加と普遍化により、精神保健福祉の専門的な知識を深めたいと思い、精神保健福祉士の資格取得を目指しました。

▽取得後の状況
資格取得後は、行政から委託を受けている「精神保健福祉士派遣業務」を担当するようになりました。この業務には「相談支援事業」と「デイケア事業」の二つがあります。相談支援事業では、精神疾患を持つ方の自宅を訪問し、生活状況や健康状態を確認し、心理的な相談を受けています。デイケア事業では、自宅からの第一歩を踏み出せるように活動の場を提供し、リハビリテーションを行っています。メンタルヘルスの課題を、予防や健康づくりの観点から支援できるようになりました。

▽今後の目標
「精神障害の有無や程度にかかわらず、誰もが安心して自分らしく暮らせる地域づくり」を目指していきたいです。医療・福祉・行政と連携・協働し、メンタルヘルスについて身近な地域で支援が受けられる体制づくりを意識して、その人らしく安心して生活ができるように支援していきたいと思います。

■商業振興の取り組み
商工課では市内の商工業者の発展のためにさまざまな取り組みを行っています。まずは、気軽にお問い合せください。

▽創業支援事業
補助対象者:次の(1)から(3)のすべてを満たす事業者
(1)年度内に店舗の新築または空き店舗など(3か月以上使用されていない店舗など、または建築後1年以上経過している施設)を利用した創業を行う方
(2)市税に未納のない方
(3)補助対象経費が、市が実施する他の補助制度による補助を受けていない方
補助対象事業:次の(1)から(3)のすべてを満たす事業
(1)市が指定する、小売業、飲食サービス業、生活関連サービス業などの業種に該当する事業
(2)3年以上継続が見込まれる事業
(3)年間200日以上開業し、かつ1日あたり3時間以上営業を行う事業
補助対象経費:
(1)新築、改装等の工事費
(2)店舗などの購入費
(3)設備費(パソコンなどの備品類は対象外)
補助金の交付額と限度額:補助率1/2 上限50万円

▽女性創業支援事業補助対象者:次の(1)から(3)のすべてを満たす事業者
(1)市に住民票のある女性(法人の場合は本店が市内にあり、代表者がこの条件を満たすこと)が市内で創業を行う方
(2)市税に未納のない方
(3)補助対象経費が、市が実施する他の補助制度による補助を受けていない方
補助対象事業:次の(1)から(3)のすべてを満たす事業
(1)統計法に規定する日本標準産業分類に掲げる業種であること
(2)3年以上継続が見込まれる事業
(3)年間150日以上開業し、かつ1日あたり3時間以上営業を行う事業
補助対象経費:
(1)新築、改装等の工事費
(2)店舗等の購入費
(3)設備費(パソコンなどの備品類は対象外)
補助金の交付額と限度額:補助率1/2 上限50万円

▽人材確保支援事業費補助金(令和7年度から開始)
補助対象者:
(1)市内に事業所を持つ個人事業主または法人
(2)市税に未納のない方
補助対象事業:市内の事業所、事務所等で勤務する正規雇用職員を安定的に確保するために実施する事業に要する経費
・民間の就職支援事業の利用に要する経費
・合同企業説明会、就職面接会などへの出展に要する経費
・求人、採用などに関する企業広報動画、パンフレットなどの広報媒体の作成に要する経費
・会社説明会の主催または工場見学、職場体験、オープンファクトリー、インターンシップその他中小企業などに対する理解の促進にかかわる取り組みの実施に要する経費
・外国人材を対象とした求人活動に要する経費
補助金の交付額と限度額:補助率1/2 上限20万円