- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県笠間市
- 広報紙名 : 広報かさま 令和7年9月号
▼基本施策2/認知症の人と家族を支える取り組みの推進|重点事業|
1.認知症カフェ(認知症の人や家族がつながることのできる集いの場)
2.相談体制の充実(認知症の人やその家族が電話や面接で専門的な相談が受けられます)
3.チームオレンジの整備
認知症サポーター養成講座、ステップアップ講座修了者がチームを組み、認知症の人や家族のニーズに合った具体的な支援を行っていきます。
オレンジサポーターは、地域で認知症の人や家族を支える体制を目指し、「認知症の人をあたたかく見守るやさしいまち」になる活動に取り組みます。
▽活動内容
(1)外出支援、見守り・声掛け、話し相手
(2)認知症の人やその家族からの相談に応じた関係・専門機関へのつなぎ
(3)認知症に関する周知・啓発活動(認知症普及啓発イベント・認知症サポーター養成講座等の手伝い)
(4)居場所づくりに繋がる活動(認知症カフェの手伝いなど)
▼基本施策3/認知症予防の推進
1.認知症予防教室の開催 発症を遅らせるための予防教室を開催します。
2.住民主体の地域の運動教室の支援 地域の通いの場を充実させるための支援を行います。
▼基本施策4/早期発見・早期対応に向けた体制の充実
1.認知症初期集中支援チームによる支援 医療専門職によるチームが医療・介護サービスへつなげる支援を行います。
2.認知症相談会の実施 精神保健福祉士などの専門職が相談に応じ、負担軽減や適切な支援につなげます。
3.認知症地域支援推進員の配置
▽「気づき」や「早期発見」の支援と支援体制の強化
脳の健康度低下の要因には、睡眠障害やストレス不安など、見直せば元に戻せるリスク因子などが含まれています。デジタルツール(脳の健康度チェック)で「脳年齢」「記憶力」「集中力」がスコア化され、脳の健康状態を把握できます。
▽若年性認知症の方への支援
認知症は65歳未満で発症する場合もあります。
医療機関や若年性認知症支援コーディネーターとの連携により、認知症の人やその家族が抱える不安やニーズに応じた支援を行います。
▽point/若年性認知症支援コーディネーター
若年性認知症の方やその家族、職場や企業などから相談を受け、生活全般を見据えた総合的支援を調整する役割を担っています。
・配置されている医療機関
栗田病院(那珂市豊喰505)【電話】029-295-0005
池田病院(龍ケ崎市貝原塚町3690-2)【電話】0297-64-6582
▼基本施策5/認知症の人の安心・安全対策(詳しくは本紙12ページをご確認ください)
1.行方不明高齢者等SOSネットワークの事業
2.認知症高齢者等支援事業(GPSの貸し出し)
問合せ:地域包括支援センター
【電話】内線166