- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県笠間市
- 広報紙名 : 広報かさま 令和7年10月号
このコーナーでは、市の環境に関する取り組みや、くらしに役立つ情報を紹介します。
・Sustaina(サステナ)には、「持続可能な~」という意味を込めています。
■茨城で40.6度、群馬で41.8度、観測史上最高気温を更新
今年の夏は全国的に猛暑に見舞われ、茨城県内の最高気温を更新する40.6度(古河市)、国内の最高気温を更新する41.8度(群馬県伊勢崎市)が観測されました。
農林水産省の報告によると、地球温暖化により米の白未熟粒の発生などの影響が見られ、下図のとおり全国の一等米比率は減少傾向です。地球温暖化防止には地球規模の取り組みが必要ですが、私たち一人ひとりにも、日常生活を通じてできることがあります。その一つが「地産地消」です。
地産地消は、食料自給率を高めることに加えて、地域経済の活性化にも大きく役立つ可能性があります。さらに、食品ロスを減らしていくことで、ごみ処理にかかるエネルギーの削減につながり、温室効果ガスの削減、つまり地球温暖化の防止にもつながります。
■環境寺子屋親子教室「これからどうなる?日本の天気」を実施しました
市内の小学校および義務教育学校の児童とその保護者を対象に「環境寺子屋」を開催し、8月20日から22日の3日間で、計41名が参加しました。
講師には市内在住で気象予報士の岸倫男(きしのりお)さんをお迎えし、日本の天気に関するお話と、実験や工作を行いました。参加者は、ペットボトルを使った雲や竜巻作り、おはじきやビーズを使った色とりどりの保冷剤作りなどを通して、楽しく学びながら地球温暖化への理解を深めました。8月20日・21日には、高校生の就職支援の一つとして、インターン生も参加し、公務員として働く意義や社会貢献についてなど、多くのことを学びました。
今後も、一人ひとりが地球温暖化について学び、地域の自然や環境を守るために何ができるかを考え、積極的に行動するきっかけとなるよう、取り組みを進めていきます。
問合せ:環境政策課
【電話】内線125