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■結城坂東線が全線開通
3月27日に主要地方道結城坂東線バイパスが全線開通し、安全祈願式が開催されました。今回開通したのは、圏央道坂東IC接続部の坂東市弓田から中里坂東線駒跿までの2km区間で、これにより市街地から圏央道坂東ICまでの時間が大きく短縮されました。安全で円滑な交通環境が整備され、市街地の交通渋滞の緩和、さらには人流・物流の向上も期待されます。
式典には多くの地元関係者が出席し、地域の悲願であるバイパス開通を祝いました。交通ルールを守り、安全な通行をお願いします。

■猿島阪東観音開帳が開催
3月17日から4月17日までの一か月間、12年に1度の「猿島阪東観音開帳」が開催されました。
坂東市と古河市(旧三和町)、境町、千葉県野田市(旧関宿町)に点在する札所寺院ではこの期間に、観音様のお堂が一斉に開かれ、参詣によってその功徳(くどく)にあやかれるという信仰が長年受け継がれてきました。
各札所では、趣向を凝らして御開帳を盛り上げ、中回向(なかえこう)として稚児行列や法楽太鼓なども催されました。
また、坂東郷土館ミューズでは、特別展「猿島阪東観音開帳記念萬蔵院(まんぞういん)寺宝展」を開催し、関連イベントとして、ご開帳の中心寺院である萬蔵院の中川祐聖住職にご講話をいただきました。
令和7年乙巳年(きのとみどし)は、雄弁上人(おうべんしょうにん)による霊場開創から300年目にあたります。