- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県かすみがうら市
- 広報紙名 : 広報かすみがうら No239 2025年2月号
■農業委員会からのお知らせ
○農地の適正な管理のお願い
農地法第2条の2(農地について権利を有する者の責務)では、「農地について所有権又は賃借権その他の使用及び収益を目的とする権利を有する者は、当該農地の農業上の適正かつ効率的な利用を確保するようにしなければならない」として農地所有者などの責務を定めています。
農地に雑草が繁茂するなどして遊休荒廃化すると、火の不始末などによる火災が起きたり、野生鳥獣が住み着き、病害虫が発生したりする原因にもなります。また、水田の畦畔に伸びた雑草が、通行の妨げや見通しを悪くしていることがあり、近隣農作物への被害や周囲の土地所有者、住民などに影響を及ぼします。
農地は一度荒れてしまうと、元の状態に戻すのに大きな労力と費用が発生します。定期的に草刈りや耕起などを行い、農地の適正な維持・管理をお願いします。
○非農地通知書を発送します
農業委員会では、令和6年7月から9月に実施した「農地法に基づく農地利用状況調査」の結果、農地として利用することが物理的に困難な荒廃農地を対象に、農地法第2条第1項の「農地」に該当しないと判断したため、所有者の方へ非農地通知書を発送します。通知された農地は、今後は農地法の規制の対象外の土地となります。
非農地通知書を添付して、法務局へ「地目変更登記の申請」を行うことで、登記地目を農地以外(山林や原野など)に変更することが可能になります。地目変更登記の手続きについては、土浦法務局へご相談ください。
土浦法務局:
【電話】029-821-0792
問合せ:農業委員会事務局(霞ヶ浦庁舎)
■3月1日~7日は「春季全国火災予防運動」
[令和6年度全国統一防火標語]
「守りたい未来があるから火の用心」
・暖房器具や調理器具から発生する火災が増えているため、火の取り扱いには十分注意しましょう。
・地震の強い揺れを感知すると自動的に電気が遮断される感震ブレーカーを設置しましょう。
・住宅用火災警報器は、古くなると電子部品の寿命や電池切れなどにより感知しなくなることがあるため、10年を目安に交換しましょう。
問合せ:消防本部予防課
【電話】0299-59-0119
■パスポートの申請は余裕を持って行いましょう
3月24日(月)の申請受理分から、偽造・変造対策を大幅に強化したパスポートの発給を開始します。
申請から交付まで(土)(日)(祝)を除いて11日間程度かかりますので、海外旅行や出張を検討している方は、余裕を持って申請してください。
○変更点
・現行では、申請を受理した都道府県旅券事務所などでパスポートを作成・交付していますが、3月24日(月)以降は国立印刷局で集中的に作成し、都道府県などに配送の上、申請者に交付します。
・顔写真ページがプラスチック基材となり、レーザーで印字・印画します。
○オンライン申請がおススメです
・戸籍謄本の原本の提出が不要です。
・手数料が窓口申請より安価になります。
※詳しくは、市ホームページをご覧ください。
問合せ:市民課(千代田庁舎)
■HPVワクチンキャッチアップ接種期間を延長します
HPVワクチンキャッチアップ接種(子宮頸がん予防ワクチンの接種を逃した方を救済するための無料接種)を希望しても、大幅な需要増により受けられない時期があったため、国はキャッチアップ接種の期間を延長することを発表しました。未接種の方は令和7年3月31日までに接種を開始することをご検討ください。
○期間延長となる対象者
令和4年4月1日から令和7年3月31日までに接種を実施した方で、平成9年4月2日生まれから平成21年4月1日生まれの女子
※上記の方は、1年間の経過措置が設けられ、全3回の接種を公費で行えます。手続き方法などの詳細は、厚生労働省ホームページをご覧ください。
問合せ:健康増進課
【電話】029-898-2312