くらし 令和7年度 施政方針

令和7年かすみがうら市議会第1回定例会で、市長が令和7年度の市政運営に対する施策概要を述べました。ここでは、今年度における新たな取り組みなどをご紹介します。

■『市民ひとりひとりが誇りを持てる市民のくらし満足度ナンバーワンのまちを目指して』
市民の皆さまひとりひとりが誇りを持ち、安心してくらせる地域を実現するためには、「選択と集中」を一層徹底し、真に必要な事業を着実に進め、将来に向ける持続可能な行政サービスを提供できる体制を構築していくことが重要となります。
本市が誕生して20年となるこの節目を新たな出発点とし、これからも市民の皆さまの生活を第一に考え、夢と希望にあふれるまちづくりに全力を尽くし、「市民のくらし満足度ナンバーワンのまち」を目指していきます。
かすみがうら市長 宮嶋 謙

■令和7年度新たな取り組み
○有機農業の取り組みを強化
市内小中義務教育学校給食への有機農産物の提供を継続し、有機農業の地産地消の取り組みを強化します。また、実証的な生産に必要とされる資機材の調達支援を通じて、意欲ある生産者の発掘・育成を行います。

○ふるさと納税の規模拡充
昨年度のふるさと納税の寄付額は2億円を超え、前年比200%を達成しました。
引き続き、ふるさと納税の規模拡充を目指し、今年度は民間WEBメディアと連携を図り、市の魅力をより広く全国に発信することで市の新たなファンを獲得します。

○海外へのプロモーションの強化
茨城空港との近接性を活かし、古民家宿「江口屋」や一棟貸しの宿「水郷園」への宿泊誘導や、市内4つのゴルフ場と連携したゴルフツーリズムの促進などにより、消費拡大と人との交流促進を図り、持続可能な観光地域づくりを構築します。

○第2子以降の保育料を無償化
市内在住で認可保育施設を利用する世帯内の第2子(0歳~2歳児クラス)について、保育料無償化を行っていましたが、新たに第2子以降の子ども(0歳児~2歳児クラス)についても保育料無償化を行います。
(例)世帯内の第2子、第3子、第4子…が対象

○デマンド型乗合タクシーの運行エリアを追加
多様化するニーズに対応すべく、デマンド型乗合タクシーの運行エリアを見直し、市内公共交通の利便性向上を目指します。今年度の予定として、7月から「土浦協同病院」への区域外運行が開始できるよう計画を進めていきます。

○屋内運動場に空調(冷暖房)を設置
災害発生時において地域の避難所としても利用される、霞ヶ浦中学校および千代田義務教育学校の屋内運動場に空調(冷暖房)を設置し、日々の活動において、子どもたちが安全で快適に活動できる環境を整備します。

問合せ:経営企画課(千代田庁舎)