- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県小美玉市
- 広報紙名 : 広報おみたま 令和7年10月号
■日本の食料自給率
日本の食料は、約37%が国内で生産され、約63%は海外からの輸入によるものです。これは、諸外国と比較すると低い水準にあります。
主な原因は、食生活の変化と農業生産の構造的な問題によるものです。食生活の変化により、米の消費量が減少し、肉や油脂など輸入に頼る食品の消費が増加しました。
■地産地消とは
地域で生産された農林水産物をできるだけ地域で消費しようという取り組みのことです。
地産地消は、農家の所得向上や地域の活性化など、さまざまな好影響をもたらしています。
食品を選ぶときは、産地や生産者を意識して選ぶようにしましょう。自分が住む地域や応援したい地域、被災地などの産品を選ぶことで、その地域の生産者を応援することにつながります。
■消費者にとっての地産地消の主なメリット
・食生活を楽しめる。
・持続可能な社会に貢献できる。
・環境負荷が少なく、地球にやさしい暮らしができる。
■小美玉市の取り組み
◇農産物直売所
酪農が盛んな小美玉市には、空のえきそ・ら・らの敷地内にヨーグルト工場があります。名産「おみたまヨーグルト」の生産過程を見学することができ、ヨーグルトハウスで商品を購入することができます。また、併設された農産物直売所には新鮮で豊富な地元産の野菜や果物が販売されています。
◇スーパーマーケット
地産地消コーナーを設置し、地元産の新鮮な農産物を販売する店舗があり、手軽に購入できます。
◇学校給食
6月~3月の期間に月1回、市の認定農業者が育てた食材を学校給食で提供しています。また、使用した食材の説明資料を配布したり、電子黒板に掲示したりすることで、子どもたちが給食を通して学べる機会を作っています。
■私たちにできること
・地元で採れた野菜や果物を買う
・地元食材を使って料理をする
・地元の農産物を使っている飲食店を利用する
・直売所、マルシェで生産者と交流する
・地産地消の情報を入手する
過去の栄養士コラムはこちら:【ID】007562(二次元コードは本紙をご参照ください)
問合せ:健康増進課 健康支援係
【電話】0299-48-0221(内線4004)
