- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県大子町
- 広報紙名 : 広報だいご 令和7年9月号
■三つ子の魂百まで!?
身体活動と健康・体力状態には、いわゆる「持ち越し効果」があると考えられています。
一般的に、子どもの頃に運動・スポーツを行うことは、その年代(発育発達期)における健やかな成長や体力の向上に貢献すると考えられています(Aの関係)。同様に、大人になってからの身体活動は、大人になってからの健康・体力状態に貢献します(Bの関係)。
さらに、子ども時代の身体活動や健康・体力状態は、大人になってからの身体活動や健康・体力状態に影響を及ぼすと言われています(C、D、Eの関係)。
つまり、子どもの頃に運動・スポーツに親しむ、あるいは活動的な生活習慣を身につけることが、成長期はもちろん、生涯にわたって活動的で健康的なライフスタイルを構築するために重要な第一歩だと考えられています。
■外遊びには効果がいっぱい!
遊びをとおして、健康な体づくりができます!
・寒い日や暑い日など、その環境に適応できる丈夫な体を手に入れることができる。
・日光を浴びることでカルシウムのバランスを整えるのを助け、骨の健康を保つのに働くビタミンDの形成が促される。
・集中力につながる脳の前頭葉の活性化を促す。
・安全な身のこなしを覚えることができる。
・物体の位置・方向・間隔など、空間に占めている状況を素早く認識する能力である「空間認識力」を高めることができる。
▽おすすめの遊び
・鬼ごっこ
・色鬼
・かくれんぼ
・ケイドロ
・かけっこ
・ヘビ鬼
・氷鬼
・的当て
・ドッジボール
・だるまさんが転んだ など
■大人になってからできることは?
運動不足解消にウォーキングを
決まった道具や環境を必要とせず、「いつでも」「どこでも」「誰でも」行うことができる最も手軽な運動にウォーキングがあります。普段から運動をしない人は、「動く=疲れる」というイメージがあるかもしれませんが、ウォーキングなどの軽い運動によって「第2の心臓」とも呼ばれるふくらはぎの筋肉に影響し、疲労物質が溜まりにくくなる効果が期待されると言われています。
▽ウォーキングの効果
・高血圧・糖尿病の改善
・心肺機能の強化
・骨の強化
・肥満の解消
・リラックス効果 など
(スポーツ庁・公益財団法人日本スポーツ協会HP)
問合せ:健康こども政策課
【電話】72-6611