健康 9月10日~9月16日は自殺予防週間です

■令和6年の自殺の状況(確定値 厚生労働省)
国:20,320人(前年比 -1,517人)
茨城県:427人(前年比 -83人)
令和6年の年間自殺者数(確定値)は、前年より1,517人減少し、統計を開始した1978年以降では、2019年(20,169人)に次ぐ少なさでした。
一方、小中高生は前年比16人増の529人、うち女性は同36人増の290人で、いずれも統計のある1980年以降で最多となりました。

■ストレスと上手に付き合いましょう
ストレスとは、外部からの刺激によって、心身に生じる緊張状態のことです。仕事関係や仕事の忙しさなど、ストレスとなる原因はさまざまであり、ストレスによって起こる症状(ストレス反応)やストレス耐性も人それぞれです。
生活するうえで、ストレスを完全になくすのは難しいものですが、ストレスをコントロールし、軽くすることはできます。自分のストレス状況を知り、こころと体に症状が現れる前に、ストレスと上手に付き合う方法を身につけていきましょう。

■ストレスのサインに気づきましょう
私たちのこころや体は過度なストレスに対して、精神的・身体的な「ストレス反応」を示します。次のようなサインに気づいたら、早めに対処しましょう。

▽こころのサイン
・何もやる気が起きない
・人付き合いを避けるようになった
・集中力を欠くことが多い
・イライラして怒りっぽくなる
など

▽体のサイン
・体がだるくて重い
・食欲がわかない
・寝つきが悪い、夜明けに目が覚める
・頭痛や肩こり、下痢や便秘が長く続く
など

ストレスを受けると、体や脳内のバランスが崩れ、免疫力や自律神経の乱れを招きます。そのため、不安や焦りを感じやすくなったり、気持ちが沈みがちになったりします。

■ストレス解消法を見つけましょう
ストレスを軽減させるには、まずストレスの要因を知ることが大切です。ストレスと上手に付き合うために、日ごろから気軽に取り組むことのできるストレス解消法を見つけましょう。

▽運動
適度な運動は、気分転換と体力づくりになります。

▽睡眠
「眠ろう」と頑張らないことが自然に眠るコツです。

▽入浴
汗をかく半身浴は自律神経を活性化し、リラックスさせる効果があります。

など、自分に合った解消法を見つけましょう

▽SOSを出しましょう
悩みごとやつらいことは、身近な人に相談し、話を聴いてもらいましょう。話をするだけで気持ちが楽になることがあります。
相談窓口もあります。ひとりで抱え込まず、相談してください。

■あなたを支える相談窓口(主な町内等の窓口)

■電話・SNS相談窓口

SNSでの相談窓口もあります。対面での相談に不安のある方、電話をかけることに抵抗のある方でもお気軽に相談できます。ぜひご利用ください。

問合せ:健康こども政策課
【電話】72-6611