くらし 令和7年度 町政運営方針

■より楽しく、より安心な生活が実感できるまちづくりに向けて
3月5日から14日まで開催された令和7年第1回八千代町議会定例会で、野村勇町長が令和7年度町政運営方針を述べました。

▽はじめに
町民一人一人の声に耳を傾けるために設置したご意見箱や、例年開催している「ふるさとザ談会」などで、多くの町民の方々にご参加をいただき、活発に意見交換ができる場を作ることができました。今後も、町民の皆さま一人一人が輝けるまちづくりに向けて、さまざまな分野の方々と交流を深め、まちづくりに関するご意見や提言をいただき、政策に取り入れてまいります。

■豊かな自然の中で、安全・安心に暮らせるまち
▽子育て世代移住促進住宅を整備
当町への移住を促進させるため、町中心部に子育て世代移住促進住宅を整備し、地域の活性化を目指します。

▽移住・定住の促進
移住者への情報提供や転入者への家賃補助、住宅購入支援など、さまざまな支援を組み合わせて、移住・定住の促進を図ります。

▽防犯灯のLED化および防犯カメラ設置の助成
防犯灯のLED化および防犯カメラ設置の助成を行い、犯罪の抑止力および地域住民の防犯意識の向上を図ります。

■誰もが健康で、いきいきと暮らせるまち
▽子育て世帯への助成
1カ月健康診査費の助成やオムツなど赤ちゃん用品の購入助成、チャイルドシートなどの購入助成を実施します。

▽18歳までのお子さまの医療費無償化
18歳までのお子さまの医療費を外来、入院ともに全額無償化して、保護者の負担軽減を図り、安心して医療を受けられる環境を整備します。

▽基幹相談支援センターの活用
既存の基幹相談支援センターを利用して、障がい者の自立支援、権利擁護や虐待防止を図り、誰もが安心して暮らせるまちづくりを進めます。

■未来につなぐ、八千代人を育むまち
▽子育て交流サロンの整備
子育て交流サロンで妊娠期から子育て中の親子が気軽に集い、仲間づくりを通じて、子育てに関する情報や意見交換ができる場を整備します。

▽小中学校の規模の適正化および適正配置
真に子どもたちが学べる、魅力ある教育環境の整備に努め、充実した特色のある学校を目指します。
(関連記事本紙5ページ)

▽部活動地域移行
令和6年度からモデル事業としてサッカーの地域移行を進めており、令和7年度も引き続き指導員を募集し、段階的に地域移行を進めます。

■地域の特性を活かした、働きやすいまち
▽ふるさと納税の強化
地域商社「はなまるBASE」を中心に、農産物の生産から販売、新商品の開発、新たな販路の開拓と農商工の枠組みを超えて、産業の振興と地域経済の活性化を促進します。

▽憩遊館のリノベーション
町内外の方が心身ともにリフレッシュできる場を整備するとともに、カフェやコワーキングスペースなども整備し、まちの観光拠点としての機能を強化します。

▽旧中山家住宅の活用
活用検討委員会で今後の活用方法について検討しながら、町内外から人が集まる新たな観光拠点とすることで、地域の活性化と関係人口の創出を図ります。

■みんなで創る魅力あるまち
▽コミュニティ活動の支援
伝統を継承しながら新しいコミュニティのあり方に発展させ、将来にわたり継続可能なコミュニティ活動を支援します。

▽外国人相談窓口
役場庁舎内の外国人相談窓口を利用して、外国人住民が行政サービスをスムーズに受けられるサポート体制を構築します。