イベント 八千代町遺族連合会が講演活動を実施

■戦後80年 平和について考える
戦後80年を迎えるにあたり、町遺族連合会(齊藤悦雄会長)では、語り部による講演活動を実施しています。その初回の活動として、6月17日、東中学校(太田一茂校長)の3年生を対象に、社会の授業の一環で講演が行われました。当日は、講師として齊藤会長と中山征勇さんが出席し、生徒たちに向けて戦争の悲惨さと平和への思いを語りました。

《町遺族連合会 語り部 中山 征勇さん》
▽父の戦死を経験
私は昭和18年に生まれ、終戦時は2歳でした。私が生まれてからほどなくして、私の父に召集令状が来ました。父は、5月に戦地に出向き、8月にパプアニューギニアにて戦死しました。

▽町では約800人が戦死
昭和16年に始まった太平洋戦争では多くの方が亡くなられましたが、八千代町も例外ではありません。町には軍事工場がなかったため、他の地域に比べると比較的狙われにくい場所でしたが、約800人の方が亡くなりました。

▽子どもの名前も戦争一色
戦争は、当時の子どもたちの名付けにも影響していて、私もその一人です。国のために戦い、勝利を願うことから、私と同じ年代に生まれた当時の子どもたちは名前に「勝」の字が入る人が一番多く、その他にも「勇」や「進」など、戦争に関係する漢字がよく使われていました。

▽戦後の日常生活への影響
戦争が終わってからは、衛生環境が悪化し、私自身も含めて多くの人がノミやシラミに悩まされました。髪が長い女性の方は、櫛で髪をとかすとシラミがパラパラと落ちてくるなんてこともありました。

▽今を生きる若者たちへ
若い世代の皆さんには、日本を戦争に巻き込まれない国にしていっていただきたいと思います。二度と戦争に加担しない、戦争を起こさない、戦争に参加しない平和な日本を築いていく。それが、私たち遺族連合会からの願いです。

■戦時中の八千代町
※詳細は紙面またはPDF版をご覧ください。

■戦後80年 平和祈念企画
▽ライブラリーミニシアター
上映日:8月10日(日)
場所:図書館集会ホール
参加費:無料

〔第1部〕
時間:午前10時30分~
上映作品:『はだしのゲン』
主演:三國連太郎、左幸子

〔第2部〕
時間:午後2時~
上映作品:『はだしのゲン 涙の爆発』
主演:宮城まり子、竹下景子

▽テーマ展示
期間:~8月31日(日)
場所:図書館一般書展示コーナー
休館日:毎週月曜日、祝日・振替休日の翌日、8月21日(木)

問い合わせ:図書館
【電話】0296-48-4646