健康 保健福祉センターだより(2)

■ヘルシーメニューコンクールにて入賞
令和6年度茨城県ヘルシーメニューコンクールにおいて利根町食生活改善推進員協議会が優秀賞を受賞しました。
献立の『地元野菜たっぷりのおふくろ定食』は、利根町の郷土料理でもある「黒豆ごはん」を主食に、主菜は調理工程が少なく、塩分控えめの「鶏肉と野菜の黒酢あん」です。忙しい時でも手軽に作れる一品です。
レシピをご希望の方は、保健福祉センター健康増進係までお問い合わせください。

■大腸がん検診の容器を配布
●5月9日(金)より検診の容器を利根町保健福祉センターで配布
※大腸がん検診は、40歳以上の方が対象です。

▽容器受け取りから提出までの流れ
(1)利根町保健福祉センターで容器を受け取ります。
午前8時45分~午後5時(土・日曜日、祝日を除く)

(2)提出期間・場所の中から提出日を決めます。(提出方法の詳細は容器配布時にお知らせします)

(3)2日間採便します。

(4)1本目を採便してから3日以内に提出してください。
※検診料金(500円)、採便した容器、問診票をご持参ください。

▽提出期間・場所
期間:5月19日(月)~27日(火)(土・日曜日を除く)
時間:午前9時~正午
場所:保健福祉センター
※年間予定は、令和7年度こころの健康づくりカレンダー参照。
※各集団検診および特定健診の会場で提出可能

■健康づくりのための睡眠(4)
良い睡眠のまとめ
前回は女性のライフステージと睡眠についてお話ししました。良質な睡眠を得るためには光、温度、音などに配慮した環境づくりが大切になります。
起床後に朝日の強い光を浴びることで、体内時計はリセットされ睡眠・覚醒のリズムが整い、脳の覚醒度は上昇するといわれています。朝目が覚めたら、部屋に朝日を取り入れ、就寝前2時間以降はスマートフォンなどの強い光を浴びると、催眠効果のあるメラトニンというホルモンの分泌が抑制され、入眠が妨げられるので、避けることが大切です。
温度の環境づくりで大切なことは、夏の寝室はエアコンなどを用いて涼しく維持をすること、冬は寝床内が暖かく維持されるよう寝具をもちいることが睡眠への影響を少なくすると考えられています。しかし、冬の寒さは心疾患や脳卒中を予防する観点も重要で、18度以上に維持することを推奨しています。まずは暑すぎず寒すぎずの温度設定にしましょう。
音の環境づくりで大切なことは、騒音は住民の主観的な睡眠障害と関連していることを知ることです。騒音に対する感受性は個人差があり、慣れに睡眠の影響は減少する現象が見られます。とはいえ、睡眠効率の低下、入眠の深さや中途覚醒時間の延長と関連がありますので、十分な防音機能を備え、騒音を遮断し和らげることが重要です。
良い睡眠は明日への活力を生み出します。今より少しでも良い睡眠のために生活を見直してみませんか。

■各種相談 令和7年4月~5月の日程
場所:利根町保健福祉センター

問い合わせ:保健福祉センター
〒300-1632 茨城県北相馬郡利根町下曽根221-1
【電話】0297-68-8291【FAX】0297-68-9149