健康 8月は食品衛生月間です 正しい知識を身につけ、食中毒を予防しましょう

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食中毒は飲食店だけでなく、家庭でも発生しています。普段から、食中毒の予防を心掛けることが大切です。食中毒予防の3原則は、食中毒菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」です。この3原則をもとにした食中毒予防の「6つのポイント」を適切に行い、食中毒を防ぎましょう。

■食中毒予防の6つのポイント
1 食品の購入
・期限を確認し、生鮮食品は新鮮なものを購入する。
・肉や魚は他の食品と分けてビニール袋に入れる。

2 家庭での保存
・冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に保管する。食品を詰めすぎず、庫内温度が上がらないようにする。
・肉や魚などの汁が他の食品に付かないよう保管する。

3 下準備
・調理前や生肉などを扱った後などは、せっけんで丁寧に手を洗う。
・生ものに使用する包丁やまな板は、使用前によく洗う。特に肉や魚で使用した後は注意する。
・食品の解凍は、自然解凍を避ける。
・使用した包丁などの器具・布巾は、洗って漂白剤や熱湯で消毒する。

4 調理
・中心部を75℃で1分間以上加熱すると食中毒菌は死滅するため、肉や魚は十分に加熱する。

5 食事
・手指の食中毒菌を洗い落とすため、食べる前に石けんで手を洗う。
・温かく食べる料理は温かく(65℃以上)、冷やして食べる料理は冷たく(10℃以下)して、室温で長く放置しない。

6 残った食品
・冷蔵庫などに小分けで保存し、時間がたち過ぎたら捨てる。
・保存した食品を食べる前に十分に加熱する。

■肉を安全に食べるためのポイント
・新鮮な肉でも、生や加熱不足で食べると食中毒のリスクが高まるため、特に、抵抗力の弱い子どもや高齢者は、症状が重症化しやすいので注意する。
・肉や内臓(レバーなど)は、生や加熱不十分な状態では絶対に食べない。
・肉は中心部まで十分に加熱する。
・肉を焼く箸(トングなど)と食べる箸を使い分ける。

■飲食店から残った料理を持ち帰る時のポイント
・飲食店では、食べ切れる量を注文し、それでも食べ残した場合は、食中毒のリスクを十分に理解した上で、自己責任で持ち帰る。
・十分に加熱された料理を持ち帰る。
・飲食店が用意した清潔な容器と箸を使って詰める。
・温度管理に注意し、帰宅まで時間がかかる場合には持ち帰るのをやめる。
・持ち帰り後すぐに食べる。
・すぐに食べられない場合は冷蔵庫で保管する。
・見た目やにおいが怪しいと思ったら食べない。

問合せ:生活衛生課
【電話】626-1110