くらし 防災特集 災害への備え~その備えが命を守る~(1)

災害は「もしも」ではなく「いつか必ず」やってきます。その「必ず」に備えておくことで、被害を最小限にとどめることができます。
この機会に、ご家庭でも防災について話し合い、もう一度備えを見直してみませんか?

■警戒レベルを避難の目安に
水害や土砂災害の危険性が予想される場合に、皆様が災害発生の危険度を直感的に理解し、状況にあわせた的確な避難行動がとれるように、避難情報や防災気象情報等の防災情報を5段階の「警戒レベル」を用いてお伝えします。皆様が避難行動をとる際の目安としてください。

○避難情報
「警戒レベル」と「避難情報」の意味を事前に知っておく

■情報収集
水害や土砂災害から、いつ緊急避難をするか判断するためには、情報収集が大切。いざという時に情報を集める手段を、複数持っておくと安心です。

●パソコンやスマートフォンで
◇緊急速報メール(登録不要)
避難情報や緊急地震速報など、国や県、市からの緊急情報が、スマートフォンに自動で配信されます。

◇ホームページ・SNS・公式LINEから
市のホームページやX(旧Twitter)、Facebookなどで、避難や災害に関する情報をお知らせします。

◇スマートフォンのアプリから
Yahoo!やNHKなどの防災アプリは、プッシュ通知で災害情報を受信できます。水害や土砂災害の情報は、気象庁の「キキクル」で。

◇登録制メールから
「cc9生活安全情報メール」に登録することで、受け取りたい情報をご自分で選択して受信することができます。

●テレビやラジオなどで
◇NHK総合テレビ(データ放送)
リモコンのdボタンを押すことで、避難情報や避難場所、河川の水位などを確認できます。

◇防災行政無線(防災スピーカー)
市から発令する避難情報などをお知らせします。最新の放送内容を電話で聞くこともできます。
防災行政無線電話応答サービス【電話】24-3322

◇FMくらら857(栃木市のコミュニティラジオ)
FM85.7MHz(市販のラジオやアプリでもお聞きいただけます)

◇防災ラジオ
通常のラジオ(AM・FM)機能のほか、市からの災害時緊急放送を受信すると自動起動して最大音量で伝えます。
価格:1台7,500円(75歳以上の方だけの世帯2,500円)
購入のお問い合わせは危機管理課【電話】21-2551

■覚えておきたい 栃木市の「優先的に開設する避難所」と「自主避難所」
○優先的に開設する避難所
避難情報が発令された時など、災害の恐れが高まっているときに早期に避難ができるよう、市が優先して開設する避難所です。

○自主避難所
避難情報の発令前に、災害への不安のある方が自主的に避難するための避難所です。暗くなる前に余裕をもって開設します。
※床上浸水が想定される区域の避難所は、2階以上を使用します。
※避難所に避難する際は、食料・水などを持参してください。

○避難所開設・混雑状況をパソコン・スマホでチェック!
避難所の開設・混雑情報配信サービス「VACAN」により、避難所の位置や開設状況を、リアルタイムで確認することができます。