くらし 栃木市は非核平和宣言都市です

市では、核兵器廃絶と世界の恒久平和を推進することを表明するため、平成24年3月1日に「非核平和都市宣言」を行い、この宣言に基づき各種啓発事業に取り組んでいます。

栃木市非核平和都市宣言
わが国(くに)は、広島(ひろしま)・長崎(ながさき)に投下(とうか)された原子爆弾(げんしばくだん)による世界(せかい)で唯一(ゆいいつ)の戦争被爆国(せんそうひばくこく)です。多(おお)くの犠牲(ぎせい)のもとに戦争(せんそう)の悲惨(ひさん)さ、平和(へいわ)の大切(たいせつ)さを学(まな)んだ日本国民(にほんこくみん)は、憲法(けんぽう)に恒久平和(こうきゅうへいわ)の理想(りそう)を掲(かか)げ、その実現(じつげん)に努(つと)めてきました。
しかし、世界各地(せかいかくち)に核兵器(かくへいき)が存在(そんざい)し、人類(じんるい)はその脅威(きょうい)にさらされ続(つづ)けています。さらに、わが国(くに)では東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)による原子力発電所(げんしりょくはつでんしょ)の事故(じこ)が発生(はっせい)し、再(ふたた)び放射性物質(ほうしゃせいぶっしつ)の被害(ひがい)と向(む)き合(あ)うことになりました。
栃木市(とちぎし)は、豊(ゆた)かな自然(しぜん)に恵(めぐ)まれ、歴史(れきし)と伝統(でんとう)に育(はぐ)くまれてきたまちです。このまちを誇(ほこ)りに思(おも)う栃木市民(とちぎしみん)は、核兵器(かくへいき)の脅威(きょうい)のない平和(へいわ)で安心(あんしん)して暮(く)らせる社会(しゃかい)の実現(じつげん)を求(もと)めて自(みずか)ら行動(こうどう)し、未来(みらい)を支(ささ)える子(こ)どもたちに戦争(せんそう)の悲惨(ひさん)さ、平和(へいわ)の大切(たいせつ)さを伝(つた)えていくことを誓(ちか)います。
そして、核兵器(かくへいき)の廃絶(はいぜつ)と平和(へいわ)で安心(あんしん)して暮(く)らせる社会(しゃかい)の実現(じつげん)を全世界(ぜんせかい)の人々(ひとびと)に強(つよ)く訴(うった)え、ここに栃木市(とぎちし)が「非核平和都市(ひかくへいわとし)」であることを宣言(せんげん)します。
平成24年3月1日 栃木県栃木市

問合せ:総務人事課
【電話】21-2342