くらし 令和6年度 小山市民フォーラム(2)

■初開催 出張版小山市民フォーラム
白鷗大学と小山北桜高校を訪問し、「小山市をより魅力あるまちにするために」をテーマにグループで話し合いました。

◆白鷗大学
グループテーマ
「駅周辺の活性化」「子育てがしやすいまち」「世代、文化、地域の交流」

▽参加学生インタビュー
「子育てがしやすいまち」「世代、文化、地域の交流」の各テーマで意見交換を行った堀さん、伊藤さんにお話を伺いました。

・出張版により参加のハードルが下がった
「市長、副市長、運営委員会の方が意外と身近な存在で若者に耳を傾けてくれたのが印象に残っている」、「市長と副市長が実際に来てくれて話すことができ、貴重な経験だった」と二人は話します。出張版により大学で市民フォーラムが開催されたことで、参加に対するハードルが下がり、学生も気軽に参加しやすかったと語ってくれました。

・3つのテーマに共通していた部分があった 組み合わせて問題を解決できるのでは
「今回は3つのテーマについてグループに分かれて意見交換を行ったが、出た意見からさまざまな問題を組み合わせて解決できると思った」と二人は話します。「子育てしやすいまち」がテーマであった伊藤さんのグループでも、子育てしやすいまちにするには、駅の活性化や地域で子どもたちを育てようといった地域の交流も意見として出たと言います。また、「世代、文化、地域の交流」がテーマであった堀さんも、外国人の家庭や母子のサポート、国際交流を売りにした駅前や広場の活性化など、外国人問題だけではなく、さまざまな問題を組み合わせて解決できるのではないかと語ってくれました。

◆小山北桜高校
グループテーマ
「子育てがしやすいまち」「自然豊かで持続可能なまち」「若者が集まるまち」

▽参加学生インタビュー
小さい子どもが好き、自然が好きで小山市に自然をさらに増やしたい、放課後に市内で若者が集まることができる場所についてさらに知りたかったという、庄司さん、小玉さん、日下さんに参加してみた感想などを伺いました。

・小山市についてより知ることができた
テーマについて話し合う前と後で、新たな発見や考え方に変化があったと3人は語ります。
「自分以外にも子育てについて知らない人が多かったと思った。実際に子育て中の運営委員さんの話を聞いたことで、“子どもを安心して育てられる環境づくりが大切だ”ということを知った」と庄司さんは語ってくれました。「小山市についてまだまだ知らなかったことも多く、野鳥を観察できることや田んぼなどの自然が多いことも知ることができた」と小玉さんは話します。小山市についてさらに調べてみたいと話してくれました。日下さんは、「遊ぶところが限られているなと感じていたが、自然の中で遊べる場所があるなど新たな発見がたくさんあった」と話してくれました。

・安心できるまちにしたい
「市内・市外在住に関わらず、さまざまな意見が出て、みんな小山市のことをしっかりと考えているんだなと思った」と庄司さんは話します。さらに、「意見を聞くなかで、みんな小山市が好きなんだなと改めて思った」と小玉さんは語ってくれました。日下さんは「同じ高校生でも趣味が違うと意見が全然違う」と感じたことや、今回グループに分かれて意見交換をしたが、最終的には「安心できるまち」にしたいという所に行きつくのかなと思ったと語ってくれました。
今回のような市民フォーラムが開催されたらぜひまた参加したいと3人は笑顔で答えてくれました。

▽参加学生からこんな意見がでました
・子育てに関する集まりは、参加するとポイントがたまる制度の方が参加者は増えるのではないか。
・ボランティアを通じて地域の人々の第3の居場所を作りたい。
・市民の移動手段は車が多く、駅周辺のお店に行きにくいため、駅周辺に行きやすくなる工夫が必要。
・動物と触れ合える場所があるとよい。
・清掃ボランティア活動などの実体験をすることで、環境への意識が変わるのではないか。
・駅周辺にアパレルショップ・ボウリング場・コスメショップ・温泉・カフェ・デートスポットなどの遊べる場所が欲しい。
・楽器屋や音楽スタジオがあれば人が集まると思う。