くらし 消費生活センターメモ No.509

◆クレジットカードの不正利用が急増 フィッシング詐欺に注意
◇事例
クレジットカードの利用明細を確認したところ、身に覚えのない50万円の請求が含まれていた。カード会社からは、直近60日以内の調査しかできないと言われた。

◇原因はフィッシングや偽通販サイト利用によるカード情報等の流出の可能性が高い
フィッシングとは、実在する企業やクレジットカード会社、銀行等を装い個人情報を盗む詐欺です。「不正利用のお知らせ」「重要なお知らせ」などと題したメールやSMSを送り付け、記載されたURLをクリックすると、本物そっくりの画面に誘導され、カード番号、アカウントID、パスワードなどを入力するよう促して、個人情報を盗み取ります。

◇不正利用があった場合、カード会社へ連絡を
カードの裏面に記載されている連絡先へ、カードの「利用停止」または「再発行の手続き」と「不正利用の調査」を依頼しましょう。

◇利用明細(ウェブ明細)をこまめに確認する
多くのカード会社は、不正利用の調査を届出日より過去60日以内(補償制度は各カード会社の会員規約による)と定めています。

◇トラブル回避ポイント
・メールに記載されたURLにはアクセスしない
・事前にブックマークした正規のサイトや正規アプリからアクセスする
・ID・パスワードの使い回しをしない
・暗証番号は推測されにくい番号に設定し、他人に教えない
・利用限度額は必要最低限に設定する

相談窓口:消費生活センター(くらし安全課内)
平日 9:00~12:00 13:00~16:00 ※相談料無料
【電話】0285-84-7830(ハナシテナヤミナシ)