- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県大田原市
- 広報紙名 : 広報おおたわら 令和7年2月号(No.1331)
■星空情報
▽星が誕生する場所 オリオン大星雲
冬の夜空の代表格「オリオン座」が、南の空に目立っています。オリオン座の中央に等間隔で並ぶ三つ星、さらにそのすぐ下に小さな明りが行儀よく3つ並んでいるのを小三ツ星(こみつぼし)と言います。星と言いますが、よく見ると小三ツ星の真ん中はぼんやりとにじんでいるように見えます。ここがオリオン大星雲です。オリオン大星雲は、星の材料となるガスやちりの集まりで、まるで鳥が羽を広げたような姿に見えます。中央付近が一段と明るいのは、トラペジウムという生まれたばかりの星が、周囲のガスを照らしているためです。このように光って見えるガスの集まりを散光星雲といい、やがて新しくできた星の光でガスは吹き飛ばされ、星の集まりだけが残ります。
オリオン大星雲は、冬の観望では必ず望遠鏡を向ける天体の一つです。
■主なイベント(3月)
▽(1)街角観望会 太陽・月を見よう
日時:3月8日(土)13:30~16:00
場所:道の駅那須与一の郷
内容:太陽表面の様子や月齢8(ちょうど半月頃)の月をご覧いただきます。この頃の月は昼間でも見ることができます。どなたでもご覧いただけます。
▽(2)月撮影会
日時:3月9日(日)20:10~21:00
内容:ホームビデオカメラや一眼カメラで月の全景や迫力のクレーターを写真に撮ってみませんか。
▽(3)写真撮影会(冬の大三角を撮ろう)
日時:3月22日(土)19:10~21:00
内容:オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結んでできた三角形が冬の大三角です。お手持ちの一眼カメラで、冬の美しい星の写真撮影に挑戦してください。初心者の方大歓迎です。
詳細は天文館HPをご覧ください
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休館日:毎週月曜(祝日を除く)、祝日の翌日(日曜を除く)
開館時間:13:30~21:00(入館は20:30まで)
問合せ:天文館
【電話】0287-28-3254