- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県大田原市
- 広報紙名 : 広報おおたわら 令和7年7月号(No.1336)
■星空情報
▽天の川に羽ばたく星座 はくちょう座
午後8時頃に東の空を見上げると、右のような星の並びが目に入ります。夏の大三角を形づくる恒星の一つデネブ(図(1))を探し出すと羽を広げるはくちょうの姿がイメージできます。
デネブは夏の大三角の他の2つの恒星(ベガ・アルタイル)と明るさや大きさはあまり変わらないように見えます。しかし、こと座のベガは約25光年に対しデネブは約3,200光年(天文年鑑)、何と128倍も遠いところに輝いています。それだけ大きく明るいということです。
図(2)はアルビレオという2重星です。2重星とは、実際には2つの星ですが、肉眼で見ると1つに見える星のことです。宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」にも登場する美しい天体です。晴れた日には、はくちょう座に沿ってうっすらと白い帯が見えます。天の川です。ぜひ天文館のテラスでお楽しみください。
※詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。
■主なイベント(8月予定)
(1)手作り望遠鏡で月を見よう
日時:8月1日(金)~3日(日)19:10~21:00
内容:親子で手作り望遠鏡を組み立て、月を観察します。クレーターが見やすい時期です。(小学生限定)
申込方法:7月15日(火)から電話で申し込み
定員:7名(先着順)
(2)ペルセウス座流星群観望会
日時:8月12日(火)19:00~21:00
内容:芝生の広場に寝ころび、流星探しに挑戦します。詳しくは天文館にお問い合わせください。
(3)子どものための夏の星座教室
日時:8月15日(金)~17日(日)、22日(金)~24日(日)各日19:40~21:00
対象者:小学生を含む家族やグループ
内容:理科の授業で学習した星座や恒星を実際の星空で観望します。
(4)夏の星座観望会
日時:8月29日(金)~31日(日)19:40~21:00
内容:一般向けの星座観望会です。夏の大三角や天の川、普段目にすることのできない星雲や星団も観望します。
詳細は天文館HPをご覧ください
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休館日:毎週月曜(祝日を除く)、祝日の翌日(日曜を除く)
開館時間:13:30~21:00(入館は20:30まで)
問合せ:天文館
【電話】0287-28-3254