くらし 【特集】まちを歩く。未来を描く。-協議体レポート公表と未来を語るフォーラムへ-
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- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県那須塩原市
- 広報紙名 : 広報なすしおばら 令和7年7月20日号(ナンバー436)
那須塩原駅周辺まちづくりに関する具体的な方策などを検討する組織として令和6年3月に立ち上がった「那須塩原駅周辺まちづくり協議体」の議論結果をとりまとめたレポートが公表されました。このレポートは、官民双方でまちづくりを進める際の指針にするほか、9月に開催を予定しているフォーラム(5ページ掲載)の題材としても活用していきます。
■未来を変える?未来を描く協議体の議論経過をとりまとめ
那須塩原駅西口が車のロータリーを中心にした従来の姿を脱ぎ捨て、歩行者が主役となる「世界でここにしかない駅前」へ―。そんな未来像を描いた『那須塩原駅周辺まちづくり協議体レポート』が7月16日に公表され、同日、協議体の座長を務める吉成伸一(よしなりしんいち)氏(東那須野地区ふれあい推進協議会顧問)から、渡辺市長に手渡されました。
レポートをまとめたのは、市民や民間事業者25名で構成する那須塩原駅周辺まちづくり協議体。このレポートは、令和6年3月から令和7年6月までの1年4カ月、全体会4回とワーキンググループ3回を重ね、駅周辺エリアの可能性について議論した一つの成果です。レポートには、緑とにぎわいの回遊(かいゆう)動線が描かれた鳥瞰(ちょうかん)パース(3ページ上部)、山並みを望む駅西口(2ページ上部)、人が自由にたたずむ東那須野大通りや、自然と共存するオープンスペース(4ページ上部)などが掲載されています。
これらは、まちづくり協議体の会議で出された様々な意見を未来のまちのシーンとして描いたもの。住む人・来る人にとっての居場所となる、未来に向けたまちづくりに、官民連携で取り組んでいきます。
・協議体レポートに掲載された那須塩原駅周辺の未来予想図(鳥瞰パース)
駅から新庁舎までが水と緑によってつながり、民有地を含め、人を中心としたウォーカブル※な空間へと再編される様子を描いた。
※歩きたくなる・「walk(歩く)」+「able(できる)」を組み合わせた造語
■3つのビジョンをもって様々なアイデアを出し合ったまちづくり協議体の議論の軌跡
協議体の会議では、毎回のように駅周辺エリアの図面を囲み「もし自分がこの場所に立ったら?」を念頭にグループでアイデアを出し合いました。議論にあたって重視したのは、3つのビジョンです。
□世界中でここにしかない風景をつくる
開拓の歴史を想(おも)う山並みと疏水(そすい)の記憶を辿(たど)る水の風景は那須塩原の原風景です。先人たちが土地と共に育んできた歴史を緑豊かな学びのフィールドとして駅前空間を再構築していきます。
□日常的に人が集い何度も訪れる居場所をつくる
おいしいカフェやマルシェがあって、友だちや家族と過ごせる場所をつくることで、多様な世代の人々が日常的に集い、訪れる人も楽しむことができる居場所づくりを目指します。
□環境・福祉・多様性に本気で取り組むエリアをつくる
アートやスポーツといった自由な振る舞いを受容しながら、多様な人が集う場づくりを通じて、独自性をもち、持続的なまちづくりへ向けた駅周辺エリアづくりを官民連携で進めていきます。
・Scene1 那須塩原駅西口から望む景観
「駅を降り立ったときの山並みが印象的」という多くの人の声を元に、眺望や那須の空気感を堪能する人々の情景が描かれている。
※本特集で掲載しているパース図は、地権者や関係機関との協議に基づいたものではありません。
・Scene2
かつて車道だった東那須野大通りの一部が公園のような空間となり、休んだり体操をしたり、家でも職場でもない「サードプレイス※」が広がっている。車のエンジン音より先に聞こえるのは、風で木々が揺れる音と子どもたちのはしゃぐ声。
※自宅や職場とは異なる心地よく過ごせる「第3の場所」
・Scene3
公園のような空間から那須連山を眺めた風景。夕暮れ時に、多種多様な人々がオープンスペースで憩う。隣接する民有地内にある施設が、人の循環や交流を生む拠点になっている。これまでも共存してきた那須連山を望む風景が人々の生活の一部になっている。
※詳しくは本紙をご覧ください
■6つの提言-未来を動かす羅針盤
協議体での議論で出された様々な意見・アイデアを集約し、今後のまちづくりに向けた提言としてとりまとめました。詳細はレポート本文をご覧ください。
1.ウォーカブルで暮らしやすい駅前の実現
2.官民連携で相乗効果を生む土地利用の推進
3.日常的に人が集うサードプレイスづくり
4.那須エリアの魅力を伝える都市ブランディング
5.世界でここにしかないシンボリック※な駅前 ※象徴的な
6.ゼロから立ち上げる民間発意のまちづくり
■nasu(なす)0(ゼロ)/1(イチ)
那須塩原駅前を舞台にした“フェイクドキュメンタリー”マンガを公開中!
現実×フィクションが交差しながら、まちづくりの舞台裏をコミカルに描く那須塩原発のマンガ。駅周辺まちづくりで展開されるストーリーを、漫画家のイッテツさんが観察し描いていきます。まちづくり協議体の様子なども取り上げられる予定です。
※無料で読めます。スマホでサクッとどうぞ!
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問い合わせ:[本]那須塩原駅周辺整備室
【電話】0287-73-5175