- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県さくら市
- 広報紙名 : 広報さくら 令和7年6月1日号
■さくら市で輝く人を紹介するコーナーです。
▽喜連川丘陵の里杉 インテリア木工館代表理事 薄井徹(うすいとおる)さん
廃校となった旧穂積小学校を活用し「喜連川丘陵の里杉インテリア木工館」を運営されている薄井さん。地元の杉を使ったものづくりや木工体験などを行っており、さくらブランドに認定されています。昨年12月に「SugiV スツール」が令和6年度とちぎデザイン大賞部門賞を受賞。掲載された県の広報紙を見て訪れる方が増えたと言います。
木製の橋の設計に携わった事が木工を始めたきっかけと言う薄井さん「スギやヒノキを活用するための課題が見えた時、これは面白いと感じ、魅力にはまっていった。木は強度がありそれでいて軽くてぬくもりがある。なにより二酸化炭素を吸収して炭素を固定するため、環境にも優しい。木製でできるものはすべてチャレンジしていきたい。」
これからの目標は「スギを使った家具やインテリア品をさくら市から全国に普及させる。そのためにこのバトンを次世代につなげていきたい。」と語りました。