- 発行日 :
- 自治体名 : 群馬県前橋市
- 広報紙名 : 広報まえばし 2025年7月1日号
水遊びをする機会が増えるこれからの季節。安全に楽しむために、次のことに注意してください。
・川は急に深くなる
・膝上まで水がある時
・帽子やサンダルが流された時
■ライフジャケットを着用して
水辺の事故に遭遇した場合、ライフジャケットを着用していると生存率が90%に高まり、着用の有無が生死を分ける要因となっています。「これぐらいの深さなら大丈夫」と安易に考えず、大人もこどももライフジャケットを正しく着用し、水辺を安全に楽しんでください。
■溺れそうになったら「背浮き」で浮いて待って
(1)両腕を頭上で広げて伸ばす
(2)顎を上げ、お腹を突き出して体を反らせる
(3)浮力があるため、衣類や靴は着用したまま
■溺れている人を見つけたら
・近くの人に助けを求めて、119番通報
・近くにある浮く物を渡す
・「背浮きで、ういてまて」と励まし続ける
水に入って助けに行くことは、絶対にやめてください。
自分も巻き込まれる可能性があります。
■水辺の安全教育とライフジャケット着用の重要性
毎年、夏のレジャーシーズンになるとニュースなどで目にする悲しい水難事故。水辺で安全に遊ぶには、正しい知識と装備が必要です。本市では、消防隊員を中心とした水難事故予防自主研究グループを立ち上げ、令和3年から小中学校などの外部講師として、ライフジャケットを活用した水辺の安全教育に取り組んでいます。川や海での事故だけでなく、洪水(水災害)などの防災面でもライフジャケットを着用して避難することが、大切な命を守るために重要です。水辺の安全知識を身に付けるとともに、装備の準備もしてください。
問合せ:中央消防署
【電話】027-220-4523