- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県行田市
- 広報紙名 : 市報ぎょうだ 令和7年10月号No.952
令和6年度の決算がまとまりました。
決算は、自治体の予算執行や財政運営を明らかにするものです。市民の皆さんからお預りしている大切な税金や国・県支出金などの収入がどのくらいあって、どのように使われたのかをお知らせします。
■一般会計
令和6年度における歳入歳出差引額は約21億2,624万円の黒字となりました。
歳入では、定額減税の影響による個人市民税の減少などがあったものの、定額減税による減収を補填するための地方特例交付金や地方交付税の増加などにより、総額では前年度と比較して4億7,250万円増の326億8,521万円となりました。
歳出では、新型コロナウイルスワクチン接種事業の縮小などにより衛生費の減少があったものの、民生費において定額減税調整給付金給付事業を開始したことや、土木費において行田市駅跨線橋修繕工事負担金が増加したことなどにより、総額では前年度と比較して7億7,217万円増の305億5,897万円となりました。
▼歳入総額 326億8,521万円〔422,148円〕 前年度比4億7,250万円(1.5%)の増
▽市税
個人市民税の減収などにより、2億4,445万円の減少となりました。
▽国・県支出金
物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の増収などにより、9,227万円の増加となりました。
▽地方交付税
普通交付税の増収などにより、2億7,777万円の増加となりました。
▼歳出総額 305億5,897万円〔394,686円〕 前年度比7億7,217万円(2.6%)の増
歳入から歳出を引いた21億2,624万円は令和7年度に繰り越しました。
▽民生費
定額減税調整給付金給付事業の増加などにより、9億6,793万円の増加となりました。
▽総務費
子ども未来基金積立金の減少などにより、3億2,686万円の減少となりました。
▽土木費
行田市駅跨線橋(こせんきょう)修繕工事負担金の増加などにより、5億6,270万円の増加となりました。
令和6年度決算の詳細や主な事業については市ホームページに掲載しています。
■特別会計 歳入歳出決算額
特別会計は、特定の事業をより円滑に進めるために、一般会計から分離して別に収支経理を行うもので、国の法律や市の条例によって設けることができる会計制度です。
※実質収支とは、歳入歳出決算の差引額から繰越事業に充てる財源を控除した実質的な翌年度への繰越額です。